演出家出演(初回限定盤) の感想
参照データ
タイトル | 演出家出演(初回限定盤) |
発売日 | 2013-06-12 |
アーティスト | パスピエ |
販売元 | ワーナーミュージック・ジャパン |
JANコード | 4943674144341 |
Disc 1 : | S.S 名前のない鳥 フィーバー シネマ ON THE AIR くだらないことばかり デ・ジャヴ はいからさん △ ワールドエンド カーニバル |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » J-POP |
購入者の感想
ドラマーとしての意見なので見当外れなことをいっているかもしれませんが長文失礼します。パスピエはやっぱりとても個性的な声、メロディなのでクセがあるように思います。しかしこのアルバムに入ってる曲は初めての聴くひとにも聴きやすい曲が多いと思います。特に、「フィーバー」がききやすいかな、と。次に演奏のレベルですが、一言でいえば「圧倒的」です。まずボーカルの特徴的な声。可愛い声からかっこいい声まで、すごく表現力が高く聞き入ってしまいます。次に楽器陣。声に気をとられがちですが、キーボードさんの作曲センスはもう他のバンドにはないレベルに達しています。キーボードも綺麗です。自分の作曲した曲では自分の楽器を目立たせたくなってしまいがちですがそんなことはないです。すごくいいバランスです。ボーカルとキーボードの爽やかさは「春」を連想させます。そしてその爽やかなメロディにベース、ドラムの重低音が加わることで迫力が生まれます。ベースは聴いてて気持ちいいです。高いボーカル、キーボードをすごくしっかりと支えてますし、ベースの薄くなりがちな存在感もあります。あまり評価されてないような気がしますが、ドラムもいまブレイクしているバンドよりもうまいと僕は思います。特に、バスドラムの安心感とスネアのロールは聞き所だと思います。S.Sのドラムはもうすごいとしかいえません。スネアだけでここまで表現できるのか、とすごく感動しました。最後にギター。ギターは他のバンドだと前面にでてきすぎてジャンジャンうるさく感じる時もありすが、キーボードといい距離感をたもっていて、ここぞというときにだけ前にきます。バンドの爽やかさを壊さないです。ここまで安定したギターはすごくレアです(笑)とまあ、最高レベルのメンバーで作られているこのアルバムは個人的にはいちばん好きなアルバムです。パスピエに興味のあるひとにはぜひ買ってほしいです。長文失礼しました。