入門計量経済学―Excelによる実証分析へのガイド (経済学叢書Introductory) の感想

ビッグデータの登場など統計処理や分析の重要性はますます高まっている。計量経済学は経済の統計分析の重要なツールであり、経済動向を語る上ではなくてはならない知識であったが、その役割はますます無視できないものになっていると言えよう。
本書はその計量経済学を学ぶ一歩として間違いなく最適なものと言える。複雑な式などを省くなど直感的理解が重視され、実際の分析ができるようにExcelの操作手順に関するサポートが充実している点などが目を引く。レポートの書き方手順なども示され、初学者への丁寧な配慮が伺える。0