入門ミクロ経済学 の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル入門ミクロ経済学
発売日販売日未定
製作者井堀 利宏
販売元新世社
JANコード9784883840786
カテゴリビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 経済学 » ミクロ経済学

購入者の感想

広く浅くといった内容で,ゲーム理論や非対称情報,行動経済学など比較的新しい分野についても書かれています.
ただ,ここからが面白くなるのにという話が膨らみ始めるところで終わることが多く,基本用語と基本的な考え方が淡々と書かれているような印象を受けます.

専門用語の直後に英訳が付いており,非常に便利です.

翻訳は分かりやすいところと分かりにくいところが半々ぐらいで入ってます.
ここの日本語は非常に読みやすいというところもあれば,日本語っぽい別の何かになっている部分もあります.

翻訳者の仕事は全く持って意味不明.
本書の序文の12ページ(つまり,本を開いて12ページ目)の原著者varianのメッセージとして「われわれは練習問題を解くことなくしては経済学を修学できないと堅く信じているのである.」と書いてありますが,日本語版には練習問題はついておらず,本を開いて5ページ目の監訳者まえがきには「原著の名章末尾の演習問題や数学補論を,訳書では全面的に削除した.また,原著の最後の数学付録や,余分な脚注そして図表の蛇足的な説明もカットした.その結果,訳書は原著より少しスリムになったが,その方が日本の読者にとってフィットがいいだろうと信じている.」などと書いている始末.
本を開いて5ページ目にして早くも原著者の期待を裏切る翻訳者達の仕事っぷりには頭が上がりません.
序文を訳すなら練習問題を訳せよ,と何度思ったことか.
原著Intermediate Microeconomics: Modern Approachの方には,当然ながら練習問題が付いており,解答も本の最後にきっちり付いています.

要求されている数学レベルは中学レベルですが,微分の図的なイメージが分からなければ,本書の内容はほとんど理解できないかと思います.

中学レベルから高校レベルの数学と数式でまとめたミクロ経済学書。
簡潔にまとめられており、必要な数式がすぐにわかる。

しかし、厳密な数式展開、数学の解説がなされてない割に、密かに偏微分は使うわ、指数法則は使うわと見えないところで大学レベル以上の数学を使っている。
それに微分記号、偏微分記号と’凾?ャ同するという大罪を犯している。

それになんといっても数値例が意味不明。これは途中式が大胆に省かれているため。これで入門書は笑わせる。

『ファンダメンタル ミクロ経済学』の方がよっぽどいい。

悪い意味でこの本は武隈ミクロの劣化版だろう。

この本はミクロ経済学の数ある入門書の中でも、数式を少なくして書かれていると感じました。

数学の苦手な経済学部生や、他学部の方でも、比較的容易に読みこなせると思います。

また、グラフや表も色がついてきれいで、また見やすくもあります。0

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

入門ミクロ経済学

アマゾンで購入する
新世社から発売された井堀 利宏の入門ミクロ経済学(JAN:9784883840786)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.