幸せな王子 の感想
参照データ
タイトル | 幸せな王子 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | オスカー・ワイルド |
販売元 | リトルモア |
JANコード | 9784898151662 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学 |
購入者の感想
言わずと知れたワイルドの名作「The Happy Prince」。
清川あさみさんの美しい刺繍により紡がれる物語は
今までに出版されたものと違い、芸術性がとても高い。
ホントに綺麗で目を奪われる。
ただ、文字が所々で大きな字により強調されているのが邪魔かな。
訳も馴染みある優しい言葉で分かりやすくて良いのに文字のせいで残念な感じです。
芸術という点において秀でた本書なので、
古びた時代の童話を楽しむには新鮮なインパクトがありすぎる。
2冊目として手にとる絵本かなと思います。
金原瑞人訳「幸せな王子」も良いのですが、私としてはバジリコから出版されている
曽野綾子訳「幸福の王子」のほうが流麗で好きです。
挿し絵も一枚の絵がもつ力があり想像力が膨らみます。
新潮社から出版されている西村孝次訳「幸福な王子」(絵なし童話集)は少し難い文章です。
「The Happy Prince」の一番重要なラストには宗教的な意味合いが濃く
訳者によりニュアンスの違いがあり、読み比べるのも面白いです。
ワイルドの童話集に収められている「ナイチンゲールとばらの花」「わがままな大男」等も
名作ですのでよかったら手に取って読んでみて下さい。
清川あさみさんの美しい刺繍により紡がれる物語は
今までに出版されたものと違い、芸術性がとても高い。
ホントに綺麗で目を奪われる。
ただ、文字が所々で大きな字により強調されているのが邪魔かな。
訳も馴染みある優しい言葉で分かりやすくて良いのに文字のせいで残念な感じです。
芸術という点において秀でた本書なので、
古びた時代の童話を楽しむには新鮮なインパクトがありすぎる。
2冊目として手にとる絵本かなと思います。
金原瑞人訳「幸せな王子」も良いのですが、私としてはバジリコから出版されている
曽野綾子訳「幸福の王子」のほうが流麗で好きです。
挿し絵も一枚の絵がもつ力があり想像力が膨らみます。
新潮社から出版されている西村孝次訳「幸福な王子」(絵なし童話集)は少し難い文章です。
「The Happy Prince」の一番重要なラストには宗教的な意味合いが濃く
訳者によりニュアンスの違いがあり、読み比べるのも面白いです。
ワイルドの童話集に収められている「ナイチンゲールとばらの花」「わがままな大男」等も
名作ですのでよかったら手に取って読んでみて下さい。