水やりはいつも深夜だけど の感想
参照データ
タイトル | 水やりはいつも深夜だけど |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 窪 美澄 |
販売元 | KADOKAWA/角川書店 |
JANコード | 9784041021347 |
カテゴリ | 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 » か行の著者 |
購入者の感想
窪 美澄(くぼ みすみ)さんの短編小説です。
1ちらめくポーチュラカ
2 サボテンの咆哮
3ゲンノショウコ
4 砂のないテラリウム
5かそけきサンカヨウ
の5つの短編が収録されています。
中学生の時に起こった事が原因で大人になっても絶えず他人の評価を気にして嫌われない様に務める女性
気持ちのすれ違いに悩む夫婦
障害を持つ妹がいた事で自分の生んだ子供に対しても過敏になってしまい悩む女性
結婚して子供を持つ父親と母親の立場になりお互いに寂しさを募らせる夫婦
父親の再婚によって義母と義妹と4人で暮らす事になった女性
どの物語も現実に起こり得そうな出来事ばかりで、とてもリアリティーがあり
それぞれの主人公の気持ちに共感しながら寄り添いながら読み進める事が出来ました。
作中には各短編のタイトルにも付けられている植物達が登場し良いアクセントを出しています。
ラストには一筋の光も見えて読後感は優しい余韻が残りました。
素敵な短編集です。
1ちらめくポーチュラカ
2 サボテンの咆哮
3ゲンノショウコ
4 砂のないテラリウム
5かそけきサンカヨウ
の5つの短編が収録されています。
中学生の時に起こった事が原因で大人になっても絶えず他人の評価を気にして嫌われない様に務める女性
気持ちのすれ違いに悩む夫婦
障害を持つ妹がいた事で自分の生んだ子供に対しても過敏になってしまい悩む女性
結婚して子供を持つ父親と母親の立場になりお互いに寂しさを募らせる夫婦
父親の再婚によって義母と義妹と4人で暮らす事になった女性
どの物語も現実に起こり得そうな出来事ばかりで、とてもリアリティーがあり
それぞれの主人公の気持ちに共感しながら寄り添いながら読み進める事が出来ました。
作中には各短編のタイトルにも付けられている植物達が登場し良いアクセントを出しています。
ラストには一筋の光も見えて読後感は優しい余韻が残りました。
素敵な短編集です。