「あのコの可愛さは普通じゃない」と噂される女になる の感想

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「一瞬で美人の秘密が手に入るメイクの魔法」を読んでから、すっかり神崎さんファンになり、本が出版されるたびに購入しておりました。
神崎さんの本は、男に好かれるには…モテるには…。というテーマが度々でてきますが、その内容はスルーして、メイク技を真似したりしておりました。
が…この本あたりから…
あぁ〜。これは30代の私が読む本ではないと、はっきりとわかるきっかけとなりました。
ずーっと、神崎さんのような、美しい肌になりたい！という憧れがあり、本を購入しておりましたが、
男にモテるため、守られためのテクニック本？10代20代向けだったのか

と今更、気づき、
神崎さんを見る目がかわるきっかけとなってしまいました。
「ちゅるん」や「うるぷる」などの表現が度々でてきます。
これ以外の表現方法はないのだろうか？
と疑問に感じるようになってしまぃ、
この後、出版された本からは購入をやめております。
「メイクの魔法」のときの、顔はださず、文章だけで控えめな神崎さんが大好きでした。
この本からは、女性を綺麗にしたい。と心からおもっていることが伝わってきたのですが、「あの子の可愛さは普通じゃない」からは、若いモデルさんをだして、私って綺麗でしょ？20代にみえるでしょ？と伝えたいのかな？
と感じてしまいました。

彼女の著書はほぼ読ませていただいていますので、
あえての辛口です。
まずこの本は今までと対象が明らかに違っています。
神崎さんの立ち位置としては年齢の割にきれいなアラフォーのはずでした。
しかしこの本の内容は２０代女性に向けたものです。
（３０代でこんなこと言われるてるようじゃ論外ですし。）
プロセス説明のモデルさんも明らかに若いです。
いくらキレイめの神崎さんでもひょっとするとハタチそこそこっぽいモデルさんと
同じ土俵に上がっちゃ目も当てられないです。
かといって２０代向けを自分の写真では無謀ですしね。
ここは潔く帯のショットのみで中には登場しない方がよかったと思います。
が、でてしまうんですね、そこが彼女でもあるんですが（苦笑）
肌はまだいいとしても、自称うるうるちゅるんの髪は明らかに若い子に負けています。
同世代としては見ていて悲しいです。

あと、これはこちら（読者）の都合ですが、
家庭内にそこそこ連れ添ったダンナさん、もしくはお年頃の娘がいるアラフォーにはいろいろ難しいです。
家に帰ると母親（妻）がサカッテいる（うまく表現できなく申し訳ない）わけですから。
綺麗でいる部分はいいのですが、そのほかはイタイおばちゃんと切り捨てられます。
神崎さんは独身で、まだ幼い息子さんしか居ないのでその辺はお分かりにならないかな。

私は４０歳過ぎているのですが、彼女がこの路線で行くうちはもう著作は読まないと思います。
なぜなら彼女がアラフォーには避けられない老化から目を逸らしてしまっているからです。
更年期は今では恥ずかしくない話題なのだから、自分はどうやって折り合っているか、
きちんとアプローチすればいいと思うのですが…。
あくまで中身も若く、ぜんぜん下り坂じゃありませんわというキャラなら、
アラフォーが彼女から得るものはないと思います。

神崎さんの本は、前向きにさせてくれる言葉が書かれているので、モチベーションが上がります。
難しいテクニックではなく、すぐにでも真似できるちょっとした工夫だから、取り入れやすいし「やってみよう！」と思えます。

今回は、顔(メイク・ケア)についてが8割、髪の毛1割、心がけ1割ぐらいの構成です。
メイクは、恋と仕事のシーン別にトータルメイクが書いてあり、とてもわかりやすかったです。
一重さん用のアイメイクも載っていました。奥二重さん用は書かれていないです。

見開き１ページに１項目ですし、やり方写真の載せ方もシンプルですっきりとしていて、本として見やすかったです。
顔にほぼ特化しているので、ケアとメイクを掘り下げたい！アイテム紹介はそんなに必要ない、という方には、神崎さんの本の中でこの本がいいのかな、と思います。

・美容アイテムいっぱい＆とにかく写真で見たい！という方→「会うたびに〜」
・男心を知りたい！→「すれ違いざまに〜」
・小物使いも知りたい→「いるだけで〜」
がいいのかなぁと個人的には思います。

今回メイクレッスンのページの写真に、神崎さんではなく、モデルさんを使っておられましたが、
それがなんだかとても微妙です。
やはり神崎さんの本を買うのだから、神崎さんの写真を見たいんですよね。
普通のモデルさんのメイクフォトを見るなら、ほかの本を買えばいいわけですから。
今までこんなことなかったので、わりとあっさり読み終わってしまったのが
とても残念でした。
神崎さんの作り出す世界が、そのまんま読者の気持ちに入り込む本ですから、
モデルの使用には再考を希望します。0

神崎さんファンで、本はバイブルのように読んでいます。

さっそく本屋さんにて立ち読みしましたが、今回はメイクのページは別のモデルさんの写真ばかりで、
神崎さんの写真は数えるほどしかありません。

一般の子が神崎流メイクをすれば綺麗になれる、というコンセプトなのかもしれませんが、
神崎さんの大人可愛い写真を楽しみにしていた私としては残念でした。

神崎さんはブログでも「今回はいつもと違う内容」と仰っていましたが、こういうことなのかな・・・
これではプロが施した雑誌のメイク特集と変わらない・・・

購入は見送って、これまで出ている本を読み返すことにします。0