織田信奈の野望外伝 邪気眼竜政宗 (GA文庫) の感想

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参照データ

タイトル織田信奈の野望外伝 邪気眼竜政宗 (GA文庫)
発売日販売日未定
製作者春日 みかげ
販売元ソフトバンククリエイティブ
JANコード9784797372090
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

前半は、ダラダラとした展開で、梵天丸の負の部分が語られているが
後半の梵天丸覚醒したあたりから怒涛の展開で一気に読んでしまった。

原作を読んでない、アニメも見てない人でも、楽しめる内容になっているね。

迷ってる人は、まずはこれを読んでみると良い。織田信奈の野望の世界観が一冊で分かるはずさ!

本編ではいきなり堺に出没した梵天丸をメインにした外伝です。堺で運命の出会いをする前と、運命の出会い梵天丸サイド、そして秘められた才覚が邪気眼と共に解放される飛躍のエピソードが語られます。初登場の姫大名・武将も。

奥州で名門だけどイマイチぱっとしない伊達家。その嫡子だけど絶賛引きこもりの梵天丸。そんな彼女の元に、上杉謙信(姫大名)から密命を受けた直江兼続(姫武将)が訪れる。上杉謙信はその超常的な感覚で、奥州に竜が現れると予知したのだ。
父親射殺未遂事件を経て、母に言われて中央見物へ。シスター・フロイスと出会い黙示録の獣として目覚め?そして運命の出会いが訪れる。
織田信奈の苛烈な生と、ありのままの梵天丸を肯定する変な自称未来人に感化され、梵天丸は覚醒。自らの道を切り開いていく。

この後、南奥州をあっと言う間に制圧し、関東まで進撃し天下にその名を轟かせる奥州の竜。
邪気眼竜政宗の誕生である。

本編ではなんだか残念な性格の少女だったが、外伝では内に秘めた葛藤が描かれ、史実の政宗のように知略を駆使する才覚を発揮する。

で、この外伝のヒロインは間違い無くお母ちゃんである最上義姫さま。母、人妻、孟母、妹、姫武将と言う複合属性を持つ恐るべきキャラ。口絵カラーでいきなりふんどしを披露しているが、二児の母である。
有名な毒殺未遂事件は後世の創作であり、実際は母子の関係は戦国時代には珍しく非常に良好であったらしい。
実子ではないにも関わらず梵天丸を愛する輝宗。愛ゆえに梵天丸を厳格に育てる孟母義姫。

実は邪気眼娘の残念ストーリーでは無く、親子愛の物語だった。

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