ゲームシナリオのためのミリタリー事典 知っておきたい軍隊・兵器・お約束110 (NEXT CREATOR) の感想

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参照データ

タイトルゲームシナリオのためのミリタリー事典 知っておきたい軍隊・兵器・お約束110 (NEXT CREATOR)
発売日販売日未定
製作者坂本 雅之
販売元ソフトバンククリエイティブ
JANコード9784797369762
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 軍事 » 軍事入門

購入者の感想

書店の中を歩いて、たまたま「目にとまった」から、(ゲームシナリオから語るというのは)どういう内容なんだろう?とふと手にとった本でした
パラパラ読んでいて驚いた これは、またよく「まとまっている」じゃないか、というのが私の評価であり、正直な感想
 たしかに、海戦の内容を掘り下げるとか、細かくスペックを書くとか、そういうことを期待するなら不十分だろうが、そういうことは、個別に調べればすむことだから、そういうことではなくて、この人が、1人で書いたものだろうが、いろいろと、調べたか、過去に戦記物を読んでいて、それを彼の「頭の中でまとめて」彼の視点でまとめて書いた内容であるということに感心したということだ
 例えば、機動部隊同士の戦闘についても、過去の、日米のそれを、全部、時系列で表にまとめてあったりする また、機動部隊同士の戦闘も日米、日英以外にない、という事実の指摘も忘れていなかったのは相当なものだ こういう視点の整理や、解説は、普通の戦記物ではおめにかかれない 少なくとも、私は初めて出会った こういうことは、すべての戦記を読んで知っているか、あるいは、そうじゃなければ、自分で調べている最中に、疑問が湧いて、その視点からしらべて「横にメモで書き出した」結果だろう そう考えないと、ああいう「まとめ方」をしようという発送=視点は、なかなか出ないものだ(講義で、レジュメをつくるときにする作業のようなかんじがする)
 また、内容的にも、どうしてそういう項目をしったのかな?と不思議であったが、例えば「低強度武力紛争」の用語 あれは、国際法のテキストでも比較的新しい基本書でなければない用語だが、そういうところにまで、専門家でもなかろうに、知識があることが驚きであった
 他にもいいところはある たしかに、説明解説が、もう少し踏み込んでもいいかもしれない、と思わせるところはあるが、端的に「ちがい」がわかるように図面をいれたり、違いを言葉で示しているところは非常に好感が持てる「わかりやすく」書かれている なかなかこういうふうには書けない(難しく書け、といわれればどこまでもできるが、わかりやすく書け、というのは実は難しい) つまり「読み手の立場」にたつレジュメの書き方のように思えるのだ この本を契機に、いろいろ自分で調べることができる

1項目当たり2ページで説明されてしっかりと書かれてはいますがやはりたった2ページしかないので詳細には書かれてはいません。
最低限のことは書いてありますがもうちょっと踏み込んだ説明が欲しいと思いました。

ゲームシナリオのための…となっていますがミリタリーに特化したシナリオを書く場合は本書はあまり役には立たないでしょう。
軽くミリタリー要素を入れる場合には本書は役には立つと思いますが詳細に書くつもりなら自分で調べる必要があります。

良くも悪くもミリタリー入門書です。
まったく軍隊や兵器などを知らない人には良いと思いますがさっきも言ったようにミリタリー重視のシナリオを書くつもりならもっと詳しい本で出来れば軍隊なら軍隊のみを徹底的に解説した本などをおススメします。0

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ソフトバンククリエイティブから発売された坂本 雅之のゲームシナリオのためのミリタリー事典 知っておきたい軍隊・兵器・お約束110 (NEXT CREATOR)(JAN:9784797369762)の感想と評価
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