即戦力がつく英文法 の感想

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参照データ

タイトル即戦力がつく英文法
発売日販売日未定
製作者日向清人
販売元ディーエイチシー
JANコード9784887245587
カテゴリジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 » 英語 » 英文法・語法

購入者の感想

5文型を中心とするような旧態依然とした学校文法に代わるものとして新たな文法を提示しようとする著者の姿勢は非常に期待を持たせるものであるのだが、本書はあまりにも残念なものであった。以下、その残念な理由である。

1.構成が分かりずらい

 分量の多い書籍であり、最初から最後まで通読するタイプの書籍ではないと思うが、どこに何が書かれているのかが非常にわかりづらい。独自の構成・用語を使っているために、何かを調べたいときにどこを参照していいかがすぐには分からない。たとえば、「言いたいことAに続く言いたいことBを同格で、あるいは従たるものとして扱う」という項目があるが、内容は「等位接続詞」と「従位接続詞」についての項である。「等位接続詞」と「従位接続詞」といった用語を使いたくないがためにこのような項目名にしているのかと思いきや、本文中では普通には「等位接続詞」と「従位接続詞」という言葉を使っており、わざわざわかりにくい項目名にする意味が理解できない。

2.索引がない

 ただでさえ分かりにくいにもかからず、さらに致命的な点としては索引がないこと。この手の書籍で索引がないというのは通常考えられない。

3.内容の難易度がバラバラ

 何の説明もなく、いきなり「スル的表現」「ナル的表現」(p.49)という専門用語が出てくるかと思えば、かなり基本的なことを説明していることもある。英語研究者の研究について多く言及しているが、「誰々の研究によれば」というだけで具体的な文献が明らかにされないことが多く、いったいどの文献に述べられているのかも不明な場合が多い(巻末の参考文献にも載っていない)。一般向けではなく、研究者向けでもなく、ではいったいだれに向けて書いているのか、と疑問に感じずにはいられない。書籍の最初にターゲット読者を説明しているが、適切とは思えない。
  
4.文章が読みにくい

5文型を中心とするような旧態依然とした学校文法に代わるものとして新たな文法を提示しようとする著者の姿勢は非常に期待を持たせるものであるのだが、本書はあまりにも残念なものであった。以下、その残念な理由である。

1.構成が分かりずらい

 分量の多い書籍であり、最初から最後まで通読するタイプの書籍ではないと思うが、どこに何が書かれているのかが非常にわかりづらい。独自の構成・用語を使っているために、何かを調べたいときにどこを参照していいかがすぐには分からない。たとえば、「言いたいことAに続く言いたいことBを同格で、あるいは従たるものとして扱う」という項目があるが、内容は「等位接続詞」と「従位接続詞」についての項である。「等位接続詞」と「従位接続詞」といった用語を使いたくないがためにこのような項目名にしているのかと思いきや、本文中では普通には「等位接続詞」と「従位接続詞」という言葉を使っており、わざわざわかりにくい項目名にする意味が理解できない。

2.索引がない

 ただでさえ分かりにくいにもかからず、さらに致命的な点としては索引がないこと。この手の書籍で索引がないというのは通常考えられない。

3.内容の難易度がバラバラ

 何の説明もなく、いきなり「スル的表現」「ナル的表現」(p.49)という専門用語が出てくるかと思えば、かなり基本的なことを説明していることもある。英語研究者の研究について多く言及しているが、「誰々の研究によれば」というだけで具体的な文献が明らかにされないことが多く、いったいどの文献に述べられているのかも不明な場合が多い(巻末の参考文献にも載っていない)。一般向けではなく、研究者向けでもなく、ではいったいだれに向けて書いているのか、と疑問に感じずにはいられない。書籍の最初にターゲット読者を説明しているが、適切とは思えない。
  
4.文章が読みにくい

当たり前ですが、どの著者にも説明がうまい箇所とそうでない箇所があります。基本的に日向さんの書籍は全体像を提示して”感覚”や経験を基に解説してることが多いです。彼自身が12歳まで英語圏でいたからか、文法というものを正確には表現できてません。つまり、その感覚が理解できない人はなかなか習得しづらい側面があります。人がすでに理解している”感覚”を第三者が理解するためには、対象に対する相応の理解力がなくてはなりません。よってこの書物においても、英語文法の基礎力(はっきりいえば基礎力以上)が必要です。また、感覚はあくまで感覚なので、他人が”学習”することは不可能であり、これは文法書とは言えません。われわれが英語を理解する際に必要なのは、論理であり英語という対象を論理的に説明されてない限り文法書とは呼べないでしょう。この本の厚さはかなり厚いですが、英語の本質を考えた時ここまで厚くなるでしょうか?論理は非常にシンプルです。そこにはボーダーがあり、その境界をはっきりと明確にし、シンプルにしたものが論理です。こういう時はこういう言い方をする。という雛形は多く存在してますが、それが文法レベルになるとほとんどの文法書は明確にできてません。この著者に求められるのは、バイリンガルの視点を生かした論理的でシンプルな文法書であるはずですが、全くその要望に応えられてません。ただし、全く参考にならないというわけでもなく、読む人を選んで効力を発揮します。即戦力がつくライティングと重複してる箇所がかなりありますが、ライティングのほうが骨格と、とりあえずライティングに必要な知識であるのに対しこちらは網羅性があります。網羅性はありますが上記の理由により、ほとんどの人が購入して放置だと思います。私は自分の英語力の抜けと、別の視点で英語を考えるために購入しました。その意味では私自身のためにはなったのですが、星3以上は出せません。即戦力がつくライティングについても、ごく基本的なことを網羅しただけの書物で、なかなか扱いにくいです。形容詞用法の分詞については関係代名詞が省略されたものだ。とはっきり言い切ってるところなど、バイリンガルであるが故に言える言葉もありますが、統合できてません。これらをあの厚い本読みながら探す時間など普通の人にはありませんし、探しても見つけることができることは断片です。断片的知識を統合させるには

著者がTwitterで学習者に有益な情報を発信しているのを見て購入を決めました。
感想はタイトルの通り,日本語がまどろっこしくてわかりづらい上に,
ページの関係でしょうか,級数が小さく,行間も詰まっており非常に見づらいです。
(DHCさんの編集能力の低さは有名なので最初から期待していませんがそれにしてもひどい。)
ところどころためになることが書かれているのですが,砂金すくいのようなものでストレスがたまります。
もちろんその砂金すくいを楽しめる「専門家」もいるのでしょうが,一般の学習者は手を出さない方が賢明でしょう。
著者は旧来の文法書(フォレストや一億人の英文法など)を批判していますが,
こんな本を出しておいてよく言えるなと思ってしまいました。

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