ネイティヴチェックで鍛える ビジネス英文ライティング 第2版 の感想

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参照データ

タイトルネイティヴチェックで鍛える ビジネス英文ライティング 第2版
発売日販売日未定
製作者デイヴィッド・セイン
販売元ディーエイチシー
JANコード9784887245419
カテゴリ語学・辞事典・年鑑 » 英語 » ビジネス英語 » 英文レター・Eメール

購入者の感想

類似の本は多数持ってますが、自分もある程度は英語に自信があるので、日本人著だと不自然な点が見つかると、それだけで伺いの目で見てしまい、用例を"実戦"で使っていいものか迷ってしまいます。

そういった不要な先入観無く素直に読むことができ、目から鱗的な気付きや参考になることが沢山ありました。

一定程度の英語力が無いと、異分野の用例を自分の仕事の分野に変換して利用することは難しいかもしれませんが、英語でメールのやり取りを頻繁にされる方には是非オススメしたい優良書だと思います。

2003年に発売されたものの改訂新版。この著者は大変多くの本を出していて、正直、中には少し「?」なものもあるのだが、この本はとても良い。なんといっても、添削例が豊富である。しかも、どこが、なぜ、いけないのか、どう表現すればいいのか、解説が具体的で、大変丁寧である。さらに、単なる間違いの指摘というレベルだけに留まらず、日本人にはわかりにくい、表現の選択の違いがもたらす微妙なニュアンスの違いとその効果に言及しているところがたくさんあるのが有難い。

全体は3章構成。第1章は、一般的なEメールやビジネス文書の作法について書かれてある。第2章は、状況別の短文添削例。それ以外にこのような表現ができるというのも各添削文に対して4から7つ載っている。第3章は文書丸ごとの添削例となっている。

著者が最初に述べているように、英語の4技能(読む、書く、聴く、話す)のうち、ネイティブスピーカーにとってもっとも難しいのは上手に書けることであり、ネイティブスピーカーの子供たちでさえもたくさん時間をとってこのスキルを学んでいくという。だから、日本人の英語学習者にとっても、たくさん書くことは必要であり、さらにそれを添削してもらうことはとても重要な筈だという。しかし、残念ながら、普段からそのようなチャンスを豊富に確保できている人はそう多くは無いと思われる。せいぜい論文や重要文書を作るといった限られた機会にお金を払ってネイティブチェックをお願いし、普段のEメールのやりとりなどでは不安を感じながらサンプルを見ながら自己流でアレンジして済ましているという人の方が多いのではないか。だから、こういう具体的な添削例を豊富に示しているものは、とても参考になる。

実際、日本語訳をまず見て、自分だったらこれをどのような英文で書くだろうかとシュミレーションしながらじっくり読んでみたが、非常に勉強になった。おススメ。

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