仕事に才能はいらない の感想

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タイトル仕事に才能はいらない
発売日販売日未定
製作者金田 博之
販売元かんき出版
JANコード9784761269562
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » ビジネス実用 » 仕事術・整理法

購入者の感想

著者は高校時代、人との間の距離を埋められず友達を「クンづけ」でしか呼べなかったという。シャイで内気な、どこにでもいる普通の青年だった。社会人となり、入社して初めて任された仕事は、ダイレクトメールの発送作業。同期のメンバーが大手企業相手に営業をかけていたり、海外とのビジネスに関わる中で、アルバイトにでもできるような仕事でしかなかった。

しかし彼は、同じ会社の中で30歳にして部長に昇格し、副社長補佐、そして同社史上最年少の本部長職へ。厳しい外資系IT企業の中でエグゼクティブビジネスパーソンへの階段を一気に駆け上がる。その間の10年とほんの少し。本書では、著者が駆け出しの頃から現在に至るまでの間に一体何をして、何が起こったのかが語られる。

5年前のベストセラー自伝、カーリー・フィオリーナ氏の「私はこうして受付からCEOになった」を思い出した。タイプ打ちのデータ入力しかとりえのない「受付嬢」がなぜ、世界最大のIT企業の社長になれたのか。だけどそれは、あまりにドラマチックで、仕事のヒントを読み解くには少々ダイナミックすぎる自伝小説は、いわば「最高のエンターテイメント」だったと思う。

しかし本書の主人公は日本人。そして内気でシャイ。イケメンなのはちょっと残念(笑)だけど、ごく普通のサラリーマンが、いかにして「普通じゃない」成長を遂げて行ったのか。その道のりを、きわめて詳細かつ具体的に知ることができる。

「才能はいらない」タイトルの通り、一つ一つが簡潔で具体的。だけど自分のことを振り返ると、きちんと出来てることは無い。あれもこれも、とやりたいことに付箋を付けていくと、2014年の仕事目標はヤマのように見つかった(汗)。

「なぜ」金田さんはこんなにすごいだろう。同期の社員が大手企業への営業や海外でバリバリ働く中で、ダイレクトメールの発送担当だった彼は、どのように目の前の仕事をこなしながら、日々何を思い、何を考え、状況を変えていったのか。人生のターニングポイントを見出すのに「才能は要らない」と、彼は語ってくれている。

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