人類進化99の謎 (文春新書) の感想
参照データ
タイトル | 人類進化99の謎 (文春新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 河合 信和 |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784166607006 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 生物・バイオテクノロジー » サル・人類学 |
購入者の感想
人類がどのように進化してきたのかは、大変興味深い事柄である。
本書の帯には、
『人類はいつ、どこで生まれたのか?私たちホモ・サピエンスの正体とは?』
と刺激的な文言が有り、内容を期待させる。
だがしかし、これは客寄せ表現に過ぎなかった…。
構成はひとつの謎につき見開きに収まるように書かれていて、
一見読みやすいように思える。
しかし、そのために内容が細切れになり、全体としての流れが損なわれている。
そして、関連記事があちこちに飛ぶので、けっこう読みづらい。
本書を手にするのは、何も人類学や考古学に詳しい人ばかりではないと思うが、
そういう人からすると(私もその一人)、無造作に語られる地名や専門的な言葉に
多少のイライラ感を覚える。一言で言えば「不親切」である。
地名にしても、化石の名前に関しても、発見があった場所にしても、多く出てくる。
図版や写真、地図などをもっともっと掲載して、
視覚に訴えるような構成にした方が良かったと思う。
文字に頼りすぎて、わけがわからない書き方になっている。
興味深いテーマだけに、非常にもったいなく残念な本である。
本書の帯には、
『人類はいつ、どこで生まれたのか?私たちホモ・サピエンスの正体とは?』
と刺激的な文言が有り、内容を期待させる。
だがしかし、これは客寄せ表現に過ぎなかった…。
構成はひとつの謎につき見開きに収まるように書かれていて、
一見読みやすいように思える。
しかし、そのために内容が細切れになり、全体としての流れが損なわれている。
そして、関連記事があちこちに飛ぶので、けっこう読みづらい。
本書を手にするのは、何も人類学や考古学に詳しい人ばかりではないと思うが、
そういう人からすると(私もその一人)、無造作に語られる地名や専門的な言葉に
多少のイライラ感を覚える。一言で言えば「不親切」である。
地名にしても、化石の名前に関しても、発見があった場所にしても、多く出てくる。
図版や写真、地図などをもっともっと掲載して、
視覚に訴えるような構成にした方が良かったと思う。
文字に頼りすぎて、わけがわからない書き方になっている。
興味深いテーマだけに、非常にもったいなく残念な本である。