新版 日本の野鳥 (山溪ハンディ図鑑) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル新版 日本の野鳥 (山溪ハンディ図鑑)
発売日販売日未定
製作者叶内拓哉
販売元山と渓谷社
JANコード9784635070331
カテゴリジャンル別 » 科学・テクノロジー » 生物・バイオテクノロジー » 動物学

購入者の感想

野鳥の本格的(ベテラン向け、500種以上記載という意味)写真図鑑では、このヤマケイ図鑑か、平凡社の「日本の野鳥650」のいずれかを選ぶ人が多いと思います。(他に文一総合出版の「日本の鳥550」「鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670」もありますが)
平凡社版は種数の多さと掲載写真の鮮明さで、当ヤマケイ図鑑を上回ります。 パッと図鑑を開いた時に「あっ、写真が綺麗」と思うのは平凡社版です。
しかし、ヤマケイ図鑑は、写真点数の多さで平凡社版を引き離します。平凡社版では1種につき、写真は2-3枚レベルが多いですが、ヤマケイ版ではそれの1.5から2倍ぐらいではないでしょうか(正確に数えたわけではなく、感覚的な話です)。フィールドで実際に見る野鳥は、図鑑写真のようにいい光の下、きっちりポーズをとってくれているわけではないので、羽を広げているところ、飛んでいるところなど情報量が多い方が識別の参考になります。♂成鳥繁殖羽、♂成鳥非繁殖羽、♀成鳥、幼鳥、飛翔上面、飛翔下面などたくさん必要です。そういう意味では、本当に役に立つのは当ヤマケイ図鑑と言えるかもしれません。
なお、当図鑑は2015年になってスマホ/タブレット向けアプリ版も販売されました。紙の図鑑情報が全て(写真も解説も)入っていると共に、鳴き声も一部入っています。日本版としては、初めて本格的なスマホ/タブレット向け野鳥図鑑が登場した感があり、こちらもお勧めです。(紙の図鑑はいいのですが、何冊もフィールドに持っていくことが出来ません。今後のスマホ版の発展に期待です)

初版から使っています.今さらですが写真が綺麗で,複数の写真が掲載され,雄雌,夏羽冬羽,幼鳥,亜種など鑑別にも便利です.
前回の増補改訂新版のときは紙が厚く硬くなり,ちょっとページがめくりにくかったですが,今回初版に似た紙質になり改善しています.(ただこの辺は個人の好みの域ですが)さらに本全体の厚みも薄くなり,初版と同じ程度になっています.
ただ鳥の掲載順は最新の日本鳥類目録に準拠し,山野の鳥,水辺の鳥がごちゃごちゃです.初版のように大まかに山野と水辺に分類し,その中で目録に準拠して欲しかった.
またコジュケイなど外来種となり,掲載されていない.(欄外にメモ程度)
コジュケイなどほとんど「日本の野鳥」と帰化していると思う.目録にとらわれすぎずに記載するか,巻末に外来種としてまとめて記載して欲しいと思う

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

新版 日本の野鳥 (山溪ハンディ図鑑)

アマゾンで購入する
山と渓谷社から発売された叶内拓哉の新版 日本の野鳥 (山溪ハンディ図鑑)(JAN:9784635070331)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.