うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー [デジタルリマスター版] [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトルうる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー [デジタルリマスター版] [Blu-ray]
発売日2015-01-21
監督押井守
出演古川登志夫
販売元東宝
JANコード4988104095183
カテゴリ » DVD » ジャンル別 » アニメ

購入者の感想

【Blu-ray版】2015年1月21日発売へのレビュー----------------------------------------(2015/1/20記)
Blu-ray版の画質・音質・仕様などについてです。
42インチTV・5.1chスピーカーシステムで視聴。

画質:
Blu-ray化で一番気になっていたのは、DVD版では暗い場面(喫茶店のシーンなど)で、
画面にゴミやホコリが白くチラチラとかなり出ていて観辛く思っていたので、
それがきちんと除去されているか?という点だったのですが、
そういったものが気にならない程度にまでにはなったかな?という位の感じで、
残念ながら完全には無くなっていませんでした。
リマスターはされているもののリストア(修復)はされていないのでセルの擦れなども残ったままで、
パラ消し作業(ゴミやホコリ・キズの除去)も、そんなには細かく行われていないようです。
フィルムの揺れも若干ではありますが起こっています。
発色についてもDVD版に比べると上がってるとは感じるものの、今一つ感が否めないです。
今回のBlu-ray化はデジタル寄りのピカピカのお色直しではなく、パラなども含めて、
あくまでも劇場公開当時の雰囲気を壊さないようにHD化したのかな?という印象です。
しかし、フィルムグレイン(ザラザラ粒子)は皆無で、DVD版に比べて画のボケた感じがなくなり
凄く観やすくなっているのは確かなので、この点だけでも購入の価値はあるとは思います。
1984年製作のセルアニメ作品がここまでの画質になれば及第点だと思いますので、
DVD版の画質を★★★☆☆とすると、Blu-ray版の画質は★★★★☆というところです。
本編後の〔ビデオ発売告知〕がDVD版同様に劇場公開時のまま収録されているのは嬉しいですね。
画角はDVD版と同じビスタサイズでした。

音質:
(修復版)(オリジナル版)(Remix版)共にDVD版と同じマスターを使用していると思われますが、
Dolby

1984年に公開され大ヒットした劇場版・第2作目を、
押井守監修によるニュープリント・ハイビジョンテレシネ仕様で初DVD化。
公開当時、劇場で販売されていたまんまのパンフレット(縮小版・24ページ)が封入されているのが嬉しい!
載っていた広告までそのまんまです。

この作品はその後の劇場版『うる星』の流れを変えてしまった罪作りな作品であると同時に、
うる星の・・・いや、アニメの傑作であります。
予測不能で引き込まれるストーリー、幻想的な画面、そして、この作品に欠くことのできない音楽、
その全てが上手く結合して、今や「世界の押井守」の唯一無二の世界感タップリの作品に仕上がっています。
20年経った今観ても、決して色あせない映画です。
たかがアニメと言わずに観てください。
されどアニメですよ!!

■画角について■
もともとこの作品は4:3(スタンダードサイズ)で製作されていますが、
それを劇場公開時には、上下の映像を断ち切った16:9(ビスタサイズ)にして上映されました。
(通称・貧乏ビスタ)
ソフト化時のビデオとLDはスタンダードサイズで収録。
今回のDVD版では、監督の意向で劇場公開時と同じビスタサイズでの収録となっています。

LDと見比べてみましたが、LD版は確かに上下の断ち切られた部分が見えるようになっていますが、
残念ながら逆に左右が幾分か断ち切られて収録されていました。
例えば、※お好み焼き屋で1画面に
カクガリ・チビ・パーマ・メガネ・あたる・ラムが鉄板を囲んでいる画※を比較してみると、
DVD版では両端のカクガリとラムの顔が全て見えているのに対して、
LD版では2人とも顔が半分しか見えていません。

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