「病院に殺されるな!」シリーズ 無駄で危険な医療+治療45 (「病院に殺されるな!」シリーズ(vol.1)) の感想

これまでにも、現代医療の深刻な問題をえぐり出す勇気あるお医者様方の数々の言論活動によって、
尊い人間の命を扱う医療業界ですら、利権構造が普通に存在していると明らかにされてきました。
本書も、読まないよりは読んでおいたほうが良い一冊だと思います。
否定して食ってかかる人のほうが私は信用できません。
何らかの利権を得ている人か専門家か、思考停止に陥っている人だと思います。

こういうドクターがどんどん増え現代の医療をかえてくれるとうれしいです。レビューでも内容を否定してる人が居るようですが、自分の胸に手を当てて反省し、しっかり現代医療の現状を理解して勉強し直して欲しいと思います。この様な本を否定している人は『医原病』の問題をいったいどう思っているのでしょうか？

70代の両親が糖尿を患い通院していることもあり、週刊誌の医療特集や医療否定の書籍を読んできましたが、その多くがお医者さんや今までの治療を全否定するような内容でした。

でも、この本は「すべてのお医者さんが悪いわけじゃない、これからは治療や診察を受ける我々患者自身が考えて、行動するべきだ。」という立ち位置なんだなと感じました。

むやみやたらと偏った情報で患者を不安におとしいれるような怖い内容ではなところが好感を持てました。

あと近藤誠先生のインタビューはじめ、各章ごとにお医者さんのインタビューも掲載されていて面白かったです。

シリーズとのことなので今後も楽しみにしたいと思います。