夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011 (文春文庫) の感想

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参照データ

タイトル夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011 (文春文庫)
発売日2012-09-04
製作者村上 春樹
販売元文藝春秋
JANコード9784167502126
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 » 論文集・講演集・対談集

購入者の感想

村上春樹のインタビューは読んだことがなかったため、すごく興味深い。
生活スタイルや小説の書き方。
読み終えた頃には自分が村上春樹になった錯覚を起こし、
朝5時に起きてジョギングをしようかと思った。
ちょっと酔った。この作家にはそんな魔力がある。

めったにインタビューに応じない作家、村上春樹のインタビュー集。
『アンダーグラウンド』から『1Q84』発売直前までの期間の
インタビューを集めたものです。
海外のインタビューが多いけれど、国内のインタビューもあります。

受けるインタビューは少ないけれど、一度引き受けると
内容は濃く、長く、そして語る言葉は誠実です。
ファンや読者を楽しませようというエンタテイメント性はなく、
だからこそ彼の言葉そのものが真実で誠実なんだろうと私は受け止めます。

語ることは、小説のこと以外にも、走ることだったり、
子どもの頃や若い時のことだったり…
すでにインタビューを読んでいた人が読んでも、「あ縲怐Aこれを書いていた時、
こんなことを考えていたのか。」ということを再発見、
楽しめると思います。

最後に書かれている長いあとがきも、胸にしみる文章の数々があります。
長い道のりを振り返った時、人にはこんなふうに自分が歩いてきた道が
見えるのかな、と思いました。
非常に印象的な言葉は、「僕は決して発展しながら小説を書いてきたのではなく、
あくまで小説を書くことによって、かろうじて発展してきたのだ」
というところです。

タイトルも、とても素敵ですよね。

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