図解 日本の装束 (F-Files No.018) の感想
参照データ
タイトル | 図解 日本の装束 (F-Files No.018) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 池上 良太 |
販売元 | 新紀元社 |
JANコード | 9784775306536 |
カテゴリ | 歴史・地理 » 日本史 » 一般 » 日本史一般 |
購入者の感想
まず、タイトルが「日本の装束」となっているので、いわゆる公家や武家の正装の解説本と思ってしまいますが、内容は縄文時代〜現代の日本の服飾史を追いかけた物です。
順番はだいたい時系列になっており、左に解説、右に衣装のイラストが載っているという形式です。
日本の服飾史を簡単に勉強するには手っ取り早い本だと思います。サイズもこの手の本はA4などの大判?が多いように思いますがこれは新書版で小さく、しかも軽いので持ち歩きにも便利です。
ちょっと残念なのは、服飾の本なのにイラストが白黒でイメージが浮かびにくいことでしょうか。お値段を考えると仕方ないのですが。
順番はだいたい時系列になっており、左に解説、右に衣装のイラストが載っているという形式です。
日本の服飾史を簡単に勉強するには手っ取り早い本だと思います。サイズもこの手の本はA4などの大判?が多いように思いますがこれは新書版で小さく、しかも軽いので持ち歩きにも便利です。
ちょっと残念なのは、服飾の本なのにイラストが白黒でイメージが浮かびにくいことでしょうか。お値段を考えると仕方ないのですが。
とてもいいです。
例えば、芥川龍之介の「羅生門」を読んでいると、冒頭に「雨やみをする市女笠や揉烏帽子が」という描写が出てくる。
市女笠も烏帽子も単語の意味は国語辞典に載っているけれど、実際にどのような形か分からない時、この本を見れば、その成り立ちから種類、形がすぐに分かります。
古典や歴史小説には、そうやって「聞いたことあるけど、実際にどういう形なのかよく分からない」衣装や髪型、装飾品などがよく出てきますが、これ1冊あれば古代から近代までそのほとんどがカバーできるでしょう。
逆に自分で歴史などの作文や論文といった書き物をする時にも、この本は重宝します。
一つ残念だったのは、表紙に写真が使われていたので本文にも写真が資料として使われていると思っていたのですが、写真はなく、すべてイラストだったことです。
例えば、芥川龍之介の「羅生門」を読んでいると、冒頭に「雨やみをする市女笠や揉烏帽子が」という描写が出てくる。
市女笠も烏帽子も単語の意味は国語辞典に載っているけれど、実際にどのような形か分からない時、この本を見れば、その成り立ちから種類、形がすぐに分かります。
古典や歴史小説には、そうやって「聞いたことあるけど、実際にどういう形なのかよく分からない」衣装や髪型、装飾品などがよく出てきますが、これ1冊あれば古代から近代までそのほとんどがカバーできるでしょう。
逆に自分で歴史などの作文や論文といった書き物をする時にも、この本は重宝します。
一つ残念だったのは、表紙に写真が使われていたので本文にも写真が資料として使われていると思っていたのですが、写真はなく、すべてイラストだったことです。