超訳・易経 角川SSC新書 自分らしく生きるためのヒント の感想

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参照データ

タイトル超訳・易経 角川SSC新書 自分らしく生きるためのヒント
発売日販売日未定
製作者竹村 亞希子
販売元角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)
JANコード9784047315778
カテゴリ人文・思想 » 哲学・思想 » 東洋思想 » 東洋哲学入門

購入者の感想

私の昔からの疑問の一つに、以前、友人と二人で神社へ行き、おみくじを引いたときに、私は 「大吉」、友人は 「凶」を引いたにもかかわらず、私の運勢には手厳しいことが書かれており、友人の運勢には寛容なことが書かれてあったことがありました。そのときの記憶が、どうしても腑に落ちず、心の奥深くにずうっと残っていたことが、今でも忘れられません。

「好事魔多し」とは、よくいいますが、恐れるべきは、絶好調の勢いのある、むしろ 「大吉」のときなんだ!順風満帆であるがゆえ、人間、安心にあぐらをかいて、先を見通す力を失ったときが一番危険なんだ!と、本書を読んで改めて気づかされ、おみくじの謎に対する答えが、一瞬にして氷解しました。

陰と陽というと、どうしても陽は華々しくて素晴らしい、陰は地味で控えめ、淡々として、陽よりも劣ると思いがちだと思っていましたが、むしろ、人が生きていくうえでは、陽よりも陰の力が大切だと、本書を読んで学ぶことができました。

著者曰く、「人間は良いことばかりでは成長できず、悩みや問題、葛藤、あるいは障害といった負荷があった方が成長していきます。」とありましたが、なるほどな!と思いました。

最後に、本書を読んで、私の気に入った言葉に、驕りはじめたことが 「凶の兆し」、後悔することが 「吉の兆し」とありました。私のこれからの人生における“戒め”の言葉にしたいと思います。

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角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)から発売された竹村 亞希子の超訳・易経 角川SSC新書 自分らしく生きるためのヒント(JAN:9784047315778)の感想と評価
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