リーダーの易経「兆し」を察知する力をきたえる (角川SSC新書) の感想

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参照データ

タイトルリーダーの易経「兆し」を察知する力をきたえる (角川SSC新書)
発売日販売日未定
製作者竹村 亞希子
販売元KADOKAWA/角川マガジンズ
JANコード9784047313774
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 哲学・思想 » 東洋思想

購入者の感想

【内容(ネタバレ禁止!)】
人類史上、もっとも分かりやすい易経解説本!名著です。
東洋思想の源流となっている中国最古の書『易経』。その64ある卦の中でもすべてが陽で構成された最強の『乾為天』。それは、龍の成長物語。。。
龍として生まれ、そのポテンシャルを持つが、未熟なうちは無闇に世に出ようとせず力を蓄えること。
知識が増えてきたら姿を見せ、周りの優れた人物から学ぶこと。
世に出たらひたすら努力し、毎晩自分を振り返り、とにかく成長すること。
天に駆け上がる力がついたなら、果敢にトライすること。失敗したら謙虚さを取り戻すこと…次の飛躍のために。
そして、機を見れば風を呼び雲を呼び、一気に天に駆け上がること!世に恵みの雨を降らせる者こそが龍であること。
ただ、登りつめてしまった龍に残るものは、「悔い」であること。。。

【ささった言葉】
示唆に富み、シビれる言葉の数々です!
・潜龍、用うるなかれ
・見龍、田に在り
・君子、終日乾乾す
・躍(龍)淵に在り
・飛龍、天に在り
・亢龍、悔いあり
・陽の力(器量)が強い時は、自らがあえて、陰を生じさせる努力をしなければなりません。リーダーが組織と地位を保つためには、まわりの人や物事を広く受け容れ、人の意見に耳を傾ける度量が必要なのです。
・陰を生じさせた大人のもとには、志を同じくする人々が集まり、とんでもないエネルギーをもった人の和になります。天の時もこれに合わせ、地の利もこれに順います。その結果、奇跡と思われるような志が実現され、通らなかった物事は通り、障害や問題も乗り越えられると教えています。

【教訓】
ありふれた人物、では決して皆を導くことはできないリーダー。その心得としてこの本にあるのは、いつか学んだはずの当たり前のことばかり。
が、できているか?と問われれば。。。
なぜ、本書から得られる数々の厳しい指摘に、深い示唆とコンテンポラリーな感動を覚えるのか?

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