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中国の大盗賊・完全版 (講談社現代新書) [ 高島 俊男 ]

【楽天ブックスならいつでも送料無料】講談社現代新書 高島 俊男 講談社チュウゴクノダイトウゾクカンゼンバン タカシマ トシオ 発行年月:2004年10月19日 予約締切日:2004年10月13日 ページ数:336p サイズ:新書 ISBN:9784061497467 高島俊男(タカシマトシオ) 1937年生まれ。東京大学経済学部および文学部卒業後、同大学大学院人文科学研究科修了。専攻は中国文学。主な著書に『本が好き、悪口言うのはもっと好き』(文春文庫、講談社エッセイ賞)、『漱石の夏やすみ』(朔北社、読売文学賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 「盗賊」とはどういうものか/第1章 元祖盗賊皇帝ー陳勝・劉邦/第2章 玉座に登った乞食坊主ー朱元璋/第3章 人気は抜群われらの闖王ー李自成/第4章 十字架かついだ落第書生ー洪秀全/第5章 これぞキワメツケ最後の盗賊皇帝ー毛沢東 昔、中国に「盗賊」というものがいた。いつでもいたし、どこにでもいた。日本のどろぼうとはちょっとちがう。中国の「盗賊」はかならず集団である。これが力をたのんで村や町を襲い、食料や金や女を奪う。へんぴな田舎のほうでコソコソやっているようなのは、めんどうだから当局もほうっておく。ところがそのうちに大きくなって、都市を一つ占拠して居坐ったりすると、なかなか手がつけられなくなる。さらに大きくなって、一地方、日本のいくつかの県をあわせたくらいの地域を支配したなんてのは史上いくらでも例がある。しまいには国都を狙い、天下を狙う。実際に天下を取ってしまったというのも、また例にとぼしくないのである。幻の原稿150枚を完全復元。共産党の中国とは盗賊王朝である。劉邦から毛沢東まで伝説の完全版がよみがえる。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史 人文・思想・社会 歴史 伝記(外国) 新書 その他

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