≪ワイナリー価格を下回る価格逆転現象≫ ●[WS93点/JS92点/RP91点/WE90点]◎’01では年間ベスト・ナパとしてご紹介。 ’01年が現行ヴィンテージであった当時、ヤナギヤの【年間ベスト・ナパ】としてご紹介させて頂き、大好評博したジラードのボルドー・ブレンド、『レッド・ワイン』。 その後、新たに『アーティストリー（Artistry）』なる名称になり、リニューアル・デビューしました。長らく好評頂き、気付けば累計販売本数300本を突破。 ナパ傑出の’13年には看板画像のように、ステート・フェア三冠を達成しました。 ◎ステート・フェア三冠なのにワイナリより安い！？ 規模としても州最大、歴史としても州最古（160年）の品評会として知られるカリフォルニア・ステート・フェア。2016年度大会のエントリー数はなんと21,400本。 出品は米国産ワインに限られる「国内」大会だというのに、同年の「国際」大会であるデキャンター・アワードの約17,000本を軽々越えているあたり、その規模の大きさがお判り頂けるでしょうか。 そんなステート・フェアの2016年度大会にて、【98点】／【Double Gold】／【Best of Class of Region】の三冠を達成したワインがこのアーティストリーの’13年でした。 それもあってか本国でも大ヒットとなったようで瞬く間に完売。この度のご案内は’21年となります。因みにワイナリー・プライスは＄65？…＠140円換算でも9,000円超え…って、そうなんです、"価格逆転"が起きており、日本のほうが安かったりします。 ◎「芸術的」ブレンド？ アーティストリはガッチリした骨格に、「洗練」と「野生味」を兼ね備えた素敵な意味での無国籍タイプの傑作…といったスタイル。 果肉感は十分にありつつ綺麗でクリーン、スタイリッシュな様相があります。しかしながら5つの品種が織り成す旨みが誠に多彩で、そのスケールの大きさと絡み合う複雑さに原生のパワーを感じるのです。 各品種がそれぞれ補完し合う、或いは融合する…というよりも、お互いがお互いを立てつつも個性を主張し、各々を尊重しながら高めあうような印象。 そうして切磋琢磨して旨味を積み上げ、層や厚みを増し、味わいの深みや大きさを展開しているように感じました。パワフルなのに、余韻にある物腰のしなやかさには気品も。本当に良いワインですね…。 ’21年はカベルネ73％に、マルベック12％、メルロー8％、プティ・ヴェルド5％、フラン2％。カベルネはセント・ヘレナ、オークヴィルなどから。メルローとマルベックはヨントヴィル、カーネロス、ラザフォードから。 アーティストリーの名称は、「ワイン造りの芸術的（アーティスティック）な側面を表現したワイン」との由来からだそうですが、ただし完璧なブレンドの組み合わせを見つけるまでに選抜対象となるロットは60を越えるそうで、重ねる試作の回数も膨大。 私には芸術よりも、努力と情熱の結晶のように思えます。荘厳なのに優美。まさに価格帯最高峰のクラレットです。 ●ジラード渾身のブレンド・キュヴェです。 ■342本完売！　12本追加いたしました。 ■ワインスペクテイター誌93ポイント ■ジェームス・サックリング92ポイント ■パーカー監修アドヴォケイト誌91ポイント ■ワインエンシュージアスト誌90ポイント