戦いの後のひと休みだけど若い男女がムラムラしちゃったら周りに魔物の死体が転がっていようがヤルことはひとつ…

かつて魔王を倒し、世界を救った「勇者ジャック」はその直後行方不明になり、そのまま二十年の時が流れた。とある町の酒場「飲んだくれジャック」不名誉な二つ名で呼ばれているその中年の男はすでに酔いつぶれていた。そんな彼の前に一人の少女が現れる。褐色の肌に若干緑がかった銀髪がよく映える娘だった。その出会いをきっかけに、二十年前に止まったままの彼の人生の歯車が再び動き出す……？

「俺だって義姉さんのことをずっと…！」俺は兄さんを尊敬している。強くて人望もあって…ガ○の頃から俺なんかが敵う所なんて何ひとつ無かった。兄さんが強力な魔物の討伐に出て行った。俺と義姉さんができることはただ無事に帰ってくることを祈るだけだ。そう、俺達ふたりだけで…