1985年、社会主義政権下の東ドイツ。18歳のフランクはある晩、西側のTV番組で紹介された‘ブレイクダンス’に心を奪われ、暇さえあれば路上でダンスを踊るようになる。政府の娯楽芸術委員会はアメリカ生まれの非社会主義的なダンスを禁止しようと動き出すが、それでもなお若者たちの勢いは止まらなかった。そこで政府が掲げた政策は、ブレイクダンスを‘社会主義化’し若者向けのプロパガンダとして利用することだった！フランク率いるダンスチーム「ブレイク・ビーターズ」は国家認定の芸術集団として人気を博していくのだが、その代償として自分たちの求める自由なダンスが踊れなくなるというジレンマを抱えるのだった…。日本語吹替版のキャストには、主演のフランク役を小野賢章、そして、ヒロインのマティナ役には戸松遥といった、豪華声優陣が勢揃いしている。【※日本語吹替え版です】