脱獄者 香椎りあ アタッカーズ [DVD] の感想

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最近の凌辱路線、というかアタッカーズでは主流と言える「抵抗虚しく貫かれる序盤 → 抵抗はするものの感じ入って絶頂を迎える中盤 → 抵抗の素振りは見せるも抗い切れずに自ら求め始める終盤」の３段堕ち。割とオーソドックスとも言えるストーリーながら、突然に現れた縁もゆかりもない他人が凌辱者として襲ってくるシリーズにつき終盤といえども抗う姿勢は崩していない。

そんな様子があからさまでなく、それでいて実はしっかり演技しているような良さを感じた。

また、凌辱者との関係を経て僅かばかり情が移るも別れを迎えるヒロインの、心にポカンと穴が開くような心持ちが描かれるシリーズでもあるが、このラストシーンで女優さんが流した一筋の涙には「おぉ」と思わせるものがあった。最後のがっつりな官能艶技を経た果てのキメの演技だっただけに印象的であり、なかなかの名演だったと思う。

ＡＶ女優特有のメイクもあって一見すると派手な印象ともなり、今はまだギャルっぽさも感じられる女優さんではあるが、中盤の何気ないシーンを見て、必ずしもそうとは限らない、つまりはフツーに美麗な人であり、髪型が変わっても美麗さを保てる人のような気がした。もしも長く続けるのであれば、今後は増えていくであろう人妻や母といった役を担う熟女優になってもそれはそれで新たな輝きを放つのではないかと思う。