団地妻の憂い 第二十一章 森ななこ [DVD] の感想

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特典映像で本人が「撮影なのに本気で感じちゃいました」と述べたように、本作で見られるマジな感じ振りが素晴らしくいやらしい作品だった。「そんなの社交辞令だろ？」という御仁は、実際に見て確認してほしい。どちらかと言うと受け身で恥じらいつつ昂るような艶技が多かった印象の森ななこさんにしては、自ら腰を振る場面も見られ、割と分かりやすい絶頂も見せている。そして、もともと敏感反応ではあったが、Ｐスポットも抉られたのか、奥を突かれて悶絶しまくる痴態を存分に披露してくれている。達した瞬間の、気が抜けたような恍惚表情も捉えている。何度も何度も絶頂に導かれては、最後に息も詰まる昇天を見せ、一瞬気絶したかと思ったところに浴びせられる顔面への白濁液で我に返った感じである。この感じさせられ振りは予想外の大収穫だった。男優がいい仕事した結果ではあるが、この女優さんをさらに一段輝かせるには、これくらいの責めが必要かもしれない。それくらい“一皮剥けた”森さんを見ることが出来た作品である。押しに弱い感じのルックスも本作のテイストに合っており、ちょっと肉付きがよくなったかな？とは思うものの、実にナイスな美巨乳や美尻は健在である。

ストーリーとして秀逸だったのは、義兄と管理人、そして管理人の息子の３人に迫られる展開にあって、特に義兄と管理人の息子について、迫りに奥行きを持たせた演出がなされていたことである。憂い顔を見せる妻によって、義兄からの迫りが以前から強要されていることを示したり、過去のちょっとしたやり取りによって、管理人の息子が妻にイレ込んだ経緯が分かる構成になっている。現時点では、森ななこ出演作の最高傑作に位置付けたい。