金色ラブリッチェ-Golden Time- の感想

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SAGAPLANETS久々のファンディスク（？）の今作でしたが、前作の攻略キャラのちょっとした後日談と、ミナと絢華と理亜の新規シナリオが収録されています。（各キャラのストーリーは他の方がレビューしてくれていますのでそちらをどうぞ）相変わらずギャグが多く沢山笑わせてくれる内容となっていたり、前作とは少し違う展開で物語が進んでいくので、とても新鮮な気持ちでプレイさせてくれました。金色ラブリッチェシリーズはここ数年で久々に自分の心に響く作品になっていたのでとてもよかったです。

無印の方の金色ラブリッチェが大好きだったので、評価が甘めになるのはご容赦を。
ネタバレは避けてレビューさせていただきます。

ボリュームについて
　本作は、アペンド（ボイス全再生してもひとつ1～2時間ほど）がミナちゃん城ヶ崎含めて7人分と、ヒロインに昇格したミナちゃん、城ヶ崎の二人のルート（前作の個人ルート一人分くらいかな？）+αが用意されています。
　蛇足になったとしてももっとこの作品を楽しみたかったですね。

各ルートの感想
　まずはミナちゃんルートですが、ミナちゃんの可愛さを思う存分味わえるルートでした。担当絵師の交代が少し不安でしたが、違和感も少なく、進めていくうちに自然と受け入れる事ができました。
　城ヶ崎ルートですが、HENTAI度合いがすごいです。前作プレイヤーならわかるとは思いますが、色々おかしいです。あと新キャラがいい味出してましたね、もっと出てきて欲しかった。
　各アペンド、いわゆるアフターストーリーですが、城ヶ崎以外の6人はアフターストーリーしてます。ルートの都合でアレを知ってたり知らなかったりでややこしいですが、それに対するメタ的なフォローもあって楽しめました。そして城ヶ崎は「もしも序盤で主人公に気付いていたら」というifルート。ギャグ全開で笑わせてもらいました。

そしてミナちゃんと城ヶ崎のルートを終えると、ルート選択画面にもうひとり……。

新BGMも良かった（特にミナちゃん専用曲が）ですし、最後の最後であの曲をもってくるのは不意打ちでしたね。
買ってよかったと思える良い作品でした。前作が好きだったら買って損はないと思いますよ。