兄嫁 ―未亡人― の感想

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未亡人だけどそれらしい着衣は無し。

充は夫を失った義姉である由良を支えていた。兄が残した妻の由良。そして子供のましろ。二人を支え続ける事が自分の役目と思って。
しかし、同僚のの一言で充の中に闇が生まれる。
由良の身体を求めるか、否か。

物語は最初の選択肢で再婚ルートと凌辱ルートに分岐。
再婚ルート
くだらない考えを振り捨てた充。時は経ち、ましろは小学校に上がっていた。
充と由良の間も良好で、お互い憎からず思っている。やがて二人はどちらともなく結婚を意識し始めるが、そのハードルとなったのは他でもなくましろだった。
再婚ルートでは子供のましろに受け入れてもらえるか否か、というこれエロゲ？な疑問符が浮かぶ展開。低価格物としては珍しいストーリーかもしれないが、必要あるの？のという疑問もある。

凌辱ルートは救い無しの転落ストーリー。
肉体関係を要求した充は由良を強引に犯す。由良の淫乱な性質を貪り続ける充。だが、それは二人の生活を壊していく事に他ならなかった。
死ぬ、壊れる、疎遠になる。

結局、子供の存在がエロゲとしての足を引っ張った感じがした。ギミックとしては興奮するけどストーリー的には足枷。

エロシーンはそこまでハードな物は無い。
第三者の男に寝取られるようなエンディングは無いが、完堕ちも無い。