みだらな猫は甘く啼く【電子限定描き下ろし付き】 (drap) の感想

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※本巻は２巻目となりますのでまずは１巻目を読んでからご購入ください。

前巻はAVのような形から始まり、セフレのような状態が続いて、とあまり恋人らしい掛け合いがありませんでしたが、今巻は恋人として思い切りイチャイチャしています。
ただ前巻からわかるように攻めの天野は元々ゲスっぽいしデリカシーもなく恋人にはかなり嫉妬深い奴なのであちこちに一人でやきもきして余裕を失い自爆しています。
受けのミケちゃんも口数が少なくてうまく立ち回るのは得意ではなく、今回は天野の元彼女にやきもちを焼いてぐるぐるしている状態なのでうまい具合にかみ合っていません。
そしてそれが今巻のいいところだと思います。
お互い想い合っているのにお互いぐるぐるしてうまく噛み合わなくて右往左往しながら最後にはちゃんと結ばれる、という流れが今巻の見どころだと思います。
うまく噛み合っていないのにヤルことヤッテるのも二人らしくて面白かったです。

今後も同棲編が続くらしいので次巻もとても楽しみに待っていたいと思います。
そして今回の猫耳プレイや下着プレイのように天野には好奇心に任せた特殊プレイをぜひぜひ提案していってもらいたいと思います(笑)

晴れて恋人同士になってイチャイチャ期に突入した天野×ミケちゃんですが……終始エッチばかりしてるのですが天野が主体で何か“うーん……？”ってなります。ミケちゃんがエロいと言うより天野がムッツリで……会えば必ずエッチ。元カノにフラれた原因はそういうとこじゃね？とか女性視点から見ると天野って『釣った魚には餌をやらない』下半身で行動してるタイプとしか思えない。ミケちゃんは相変わらず一途で可愛いんですけど……天野が癪に触る。当て馬的な感じで新キャラが出てきますが……ミケちゃんのセンパイ？誰だっけ？状態でした。