ウィザーズコンプレックス 初回限定版 の感想

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ういんどみる好きの目から見ても、従来のファンからもそうでない方からも批判が多いのは仕方ないとは思う内容ではあった。

ウィッチズガーデンや祝福のカンパネラみたいな平和でほのぼのみんな仲良しな世界観とは大きくかけ離れた
東西生徒の対立構造を主軸としたギスギスした空気はかなり独特で合わない人にはとことん合わないだろう。
メリッサやターニャみたいな自己中タイプのキャラが多いのもマイナスだろうし。

ただ、こ～ちゃ原画の相変わらずのキャラの可愛さやヒロインとのイチャラブ時の甘々振り。
ほのかルートやアイリスルートなどでの局所的な熱い展開等々、
個人的には十二分に楽しめる部分も多かったのでそれでマイナスは十分帳消しされてお釣りが来たくらい。

元よりシナリオに期待するブランドではないけど、従来以上にクセが強いのは確か。
そういった点抜きに興味を惹かれた面があるなら買って損は無いと思う。

東の生徒会長ほのかと西の生徒会長アイリスの紆余曲折を経た上での友情物語です。
いわゆる萌えゲーの文法とは違う展開やキャラクターも出てきますが、青春友情物語はただの仲良しこよしでは作れないですし、ちゃんと読み終われば納得感のある内容になっていると思います。
肝心のエロも萌えゲーとしては標準以上の内容とシーンになっていて、萌えゲーらしい甘々Hシーンもあれば、絵柄に似つかわしくないちょっとマニアックなシチュも搭載しています。
また、ヒロイン以外の4人にもHシーンがあるのは好印象。
ルートによっては展開が明らかに荒い面もあるので☆-1ですが、それなりに楽しめる内容だと思います