仄暗き時の果てより の感想

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探偵助手のバイトを勤める主人公の大学生、康一が仕事で帰省した田舎（離れ小島）を舞台に起こるサスペンスホラー。
内容はホラー6、サスペンスとファンタジーが2ずつといったところかと。
ヒロインは３人。探偵事務所所長の恵理。康一を怪物から救ってくれた学園生の駒子。そして康一の帰りを待つ妹の由乃。
大まかなストーリーとしては序章は島にゾンビが溢れだし康一と恵理が逃げ惑います。
このあたりは漫画のアイアムアヒーローを思い出しました。
ややネタバレになりますが本編に入ってからは、康一がタイムリープを繰り返しながらいかにゾンビから島を救うかを中心に話は進みます。
かなりホラー色が強く、CGの6割がグロ(苦笑)
サスペンスは後半の軸になる康一のかつての恋人の話です。
康一には杏子という恋人がいましたが、夏祭りの帰りに首を切断された状態で発見され事件は迷宮入りとなったままです。
ここからはサスペンス&ファンタジーかな？
ヒロインですが3人ともかなり魅力的。
序章では完全にメインヒロイン扱いの恵理（そもそも恵理以外の二人はほぼ出ない）ですが、数年前に連載終了した国民的妹ラノベヒロインによく似ています。
彼女のセリフで「兄貴」という言葉が出るたびに電気が走りました。
たまに焼きもち妬いたり、年上のお姉さんぽく、誘惑を仕掛けてくるシーンは最高。
駒子は大人しくて控え目な女の子ですが、康一と距離が縮まるにつれてどんどん可愛くなっていきます。恵理もそうですが駒子の声も本当にピッタリなのがよかった。
そして妹の由乃。彼女が物語のキーパーソン。
最初に見たときはあまり好みではなかったので作品の購入を迷っていましたが、由乃は個別ルートに入ってからが本領発揮。
確変起こします。可愛さ爆発します。マジで。由乃ルートは恵理と駒子のクリア後に開放されるので彼女がメインヒロインです。　
個別ルートですが３ルートとも大幅な流れは同じなので、一人をクリアすると正直、新鮮味に欠けました。
メインの由乃はともかく、恵理と駒子のルートはほとんど変わらないかな。