いい日旅勃ち [DVD] の感想

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どこかの地方の名士の奥様風の鮎原いつきさん。その容貌からは信じられないほどの舌技の持ち主でした。
一度は歳の離れた義理の姉として家族になりながら、失踪した父と愛人のように暮らしていたという女性。その彼女から温泉旅行に誘われたことから、既に亡くなったという父の話を聞いてみたいと考え、駅で待ち合わせる若者。
二人の関係を説明する場面だけ、いつきさんは服を着ていました。
父の愛人でも、女教師との禁断の恋でも、義理の母と息子でも、友達のお母さんでも、どんな台本を持ってきても繋がります。
鮎原さんの、脱いだら人が変わるような淫乱さをもっと醸し出すには、ぎこちない台詞を言わせるよりも高橋監督自らドキュメントを撮ってくれたほうがありがたかったです。風間ゆみさんとの温泉ドキュメントが、この上なくイヤらしかったから。
鮎原さんの作品、もっと見たくなりました。