詳細! Objective-C iPhoneアプリ開発 入門ノート の感想
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参照データ
タイトル | 詳細! Objective-C iPhoneアプリ開発 入門ノート |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 大重 美幸 |
販売元 | ソーテック社 |
JANコード | 9784800710086 |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » プログラミング » C |
購入者の感想
以前は、Adobe AIRでiOSのアプリを作ったこともあったが、やはりObjective-Cで作りたいと思い、入門書を2冊ばかりやってみた。結果は、本書の著者である大重氏の言葉を借りれば、「門の(はるか)前に立っただけでObjective-Cの扉を開けられない」状態であった。言い換えれば自分でアプリを作る事ができない。
入門書にありがちなくどくどと続く説明や操作一つずつの図式などがなく、非常にきびきびと取り組んでいける全体の流れ、構成になっている。説明が詳しくないからと言って、説明がおろそかにされているというわけではなく重要な事項のメモは随所にちりばれらている。
途中で挫折した2冊の入門書の場合、サンプルコードを写し書いて、までは良いが、そのあと自分でアプリを作成することが出来なかった。作って「なんぼ」の世界ではあり得ない。多分、手取り足取りの説明になれてしまったこともあるかもしれない。
本書の場合、サンプルコードを写し書いて動かす、と言うより、アプリ制作の勘所や感覚が自然に身に付いていくような感じがする。勿論、まだまだ初心者なので、ゼロから始めれば、ちょっとわかった段階でそんな感じを持つのは当たり前だが。(以前購入した入門書の場合は、取り組むこと自体が若干苦痛であった。)
詳しい説明はネット上にあふれているので、わざわざお金を出して得るというものではないように思える。それよりもアプリ作成の感覚を養う方が大切であり、アプリ作成のための知識を浅く広く把握する必要があると思う。ある意味で、本書は必ずしも親切な入門書ではないかもしれない。でも、知識とともにアプリ作成の全体像を理解し、その感覚を養いたいと望んでいる読者にはぴったりの内容ではないかと感じている。本書のPart 5 (Part 9まであり)を終えたばかりであるが、多分最終的に期待を裏切らないと思う。
入門書にありがちなくどくどと続く説明や操作一つずつの図式などがなく、非常にきびきびと取り組んでいける全体の流れ、構成になっている。説明が詳しくないからと言って、説明がおろそかにされているというわけではなく重要な事項のメモは随所にちりばれらている。
途中で挫折した2冊の入門書の場合、サンプルコードを写し書いて、までは良いが、そのあと自分でアプリを作成することが出来なかった。作って「なんぼ」の世界ではあり得ない。多分、手取り足取りの説明になれてしまったこともあるかもしれない。
本書の場合、サンプルコードを写し書いて動かす、と言うより、アプリ制作の勘所や感覚が自然に身に付いていくような感じがする。勿論、まだまだ初心者なので、ゼロから始めれば、ちょっとわかった段階でそんな感じを持つのは当たり前だが。(以前購入した入門書の場合は、取り組むこと自体が若干苦痛であった。)
詳しい説明はネット上にあふれているので、わざわざお金を出して得るというものではないように思える。それよりもアプリ作成の感覚を養う方が大切であり、アプリ作成のための知識を浅く広く把握する必要があると思う。ある意味で、本書は必ずしも親切な入門書ではないかもしれない。でも、知識とともにアプリ作成の全体像を理解し、その感覚を養いたいと望んでいる読者にはぴったりの内容ではないかと感じている。本書のPart 5 (Part 9まであり)を終えたばかりであるが、多分最終的に期待を裏切らないと思う。
大重氏の著作の最大の美点は「ごまかし」がないところだと思う。
かといって、不得意分野での「逃げ」もない。
氏に、不得意分野があるか・ないかということではなく、疑問点を、徹底的に調べるのだ。
これまでの著作で、それはまったく証明されている。
なので、この書籍も、
初心者は、教科書としてじっくり読み進むこともできるし、
ある程度の経験者は、ピンポイントのリファレンスとして活用することができる。
いくつかの類書が、表題の割には内容が空疎であったり、
逆に、後半に行くにしたがって、急に難解になったりするのに比較すると、
大重氏の著作の「誠実さ」には、いつも頭がさがる。
版組やレイアウトも見やすく、全体の均整が素晴らしい。
表紙も美しい。
かく言う評者は、小学生のように、コツコツとObjective-Cを学んでいるところである。
かといって、不得意分野での「逃げ」もない。
氏に、不得意分野があるか・ないかということではなく、疑問点を、徹底的に調べるのだ。
これまでの著作で、それはまったく証明されている。
なので、この書籍も、
初心者は、教科書としてじっくり読み進むこともできるし、
ある程度の経験者は、ピンポイントのリファレンスとして活用することができる。
いくつかの類書が、表題の割には内容が空疎であったり、
逆に、後半に行くにしたがって、急に難解になったりするのに比較すると、
大重氏の著作の「誠実さ」には、いつも頭がさがる。
版組やレイアウトも見やすく、全体の均整が素晴らしい。
表紙も美しい。
かく言う評者は、小学生のように、コツコツとObjective-Cを学んでいるところである。