Immortal Soul の感想

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2012年1月25日、Riotを支え続けてきたギタリスト、Mark Realeがサンアントニオの病院で亡くなった・・・・・。長年の持病であるクローン病の合併症との闘病生活に終止符を打った。享年57歳だった。

名盤「Thundersteel」のラインナップで制作られた本作は、全盛期の彼らに匹敵する完成度を誇る。衰えのないどころか、昔よりも表現力が増しさらに進化したTony Mooreのボーカル。変則的で、どんな曲でも相変わらず素晴らしいドラミングを披露してくれるBobby Jarzombekのドラムス。そして何よりMarkとMike Flyntzの黄金のツイン・リードギターが冴え渡っている。要所要所に彼ら（Mark Reale）独特の哀愁のメロディーが詰め込まれており、「これぞRiot！」と心の中でガッツポーズしてしまう。この5人での活動をもっともっと見ていたい、と願っていた矢先の悲劇だけに、本当にショックだ・・・・・。

この先Riotが活動を続行するのかどうかは分からないが、本作がMarkの遺作となってしまったのが本当に残念で仕方ない。