「意味順」ですっきりわかる高校基礎英語 (シグマベスト) の感想

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タイトル「意味順」ですっきりわかる高校基礎英語 (シグマベスト)
発売日販売日未定
販売元文英堂
JANコード9784578243274
カテゴリジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 » 英語 » 英文法・語法

購入者の感想

現在教員をしています。
中学で習うレベルの基礎英文なら、ある程度意味順ボックスに当てはめれば、簡単に英文を作れます。
が、it isto ~文や、関係代名詞文は初心者には無理だと思います。

なに です なに どこ いつ
にIt is important to learn Englishなら
なに    です    なに    どこ     いつ
it is important
for me to learn English
と使うボックスが1段から2段に増えます。なぜ増えるのかの説明も無いですし、どういう時に2段に増えるのかという判断基準が学習者に分かりません。教育者が説明しながらでしたら、わかると思いますが独学でこれは難しい。
私は彼がピアノを弾いているのを見たなら
なに    で す     なに     どこ     いつ
I saw him playing the piano
となりますが、「私はみた」「彼がピアノを弾いている」の二つの文から構成されているのだからなぜボックスが2段になるのかの説明もありません。

またto不定詞の扱いもかなりはしょった印象。
I have a lot of homework to doなら
なに    です    なに     どこ     いつ
I have a lot of hw to do
となります。to不定詞は名詞を後置修飾するという記述も無いままいきなり、するべき沢山の宿題を=a lot of hw to doとしています。

など、あらゆる文法規則を強引にボックスに当てはめた印象を受けることが多かったです。
ここの文法規則は文法書で学び、あくまで理解の補助として意味順を使うのがいいと思います。

英語を根元から支配する「語順」の習得に関しては本書は効果的だが、ここの文法ルールなどは大西氏の「一億人の英文法」の方が個人的にはしっくりきた。

パターンにあてはめるというシンプルな学習方法で、英語が苦手な人にも取り組みやすいです。

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