長生きしたけりゃ「肺活」しなさい の感想

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はじめからおわりまで、タバコをやめましょう！　タバコは怖いですよ！
私の患者でこんな不幸がありました！、という内容ばかりです。

結局最後の六章で「肺活」について言及がありますが、
それも独創性がなく、非常に内容が薄い。

「肺活」という言葉は私が考えましたという、証拠作りの本。

こんなの読むのなら、
COPD、肺がん、間質性肺炎などの個別の入門書を読む方が、有意義です。

治療すれば病気って治るものだと思っていただけにショック。
駅の階段で息切れしてから、一念発起し完全禁煙に成功した母。
でもそこから先も苦難の道で今、在宅酸素にはならないでいるけどゆっくり症状が進んでい感じ。
最期は常に溺れているような苦しさが24時間続くって聞いたら本人も家族も壮絶だと思う。
タバコに支配されて、やっと断ち切っても最後の仕打ちが酷いよね。