ジョジョの奇妙な冒険 8~17巻(第3部)セット (集英社文庫―コミック版) の感想

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参照データ

タイトルジョジョの奇妙な冒険 8~17巻(第3部)セット (集英社文庫―コミック版)
発売日販売日未定
製作者荒木 飛呂彦
販売元集英社
JANコード9784086179096
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

王道とも言える少年マンガのバトルもの。その表現は古くは色々な格闘技の流派を出す事
に寄って変化を付ける時代があり、そこから破壊力勝負の流れとなり、破壊力の表現が
行く所まで行くと数値まで出してより強い敵を表現。でも力の争いは所詮、より力の強い方
が勝つと言う単純な図式でしか無く、際限なき破壊力のインフレは作品自体を破壊して終焉を
迎える袋小路に突入。※脇道として、ヤンキーものなんかだと、「どれだけ人格的に破壊
されてるか」比べってのもありましたねw

JOJOはその袋小路に入り込んだ王道バトル少年マンガに対して、そして他の漫画家に対して
の救世主、福音となった作品だと思います。
スタンドと言う超能力の概念の新しさもさる事ながら、特殊な能力による頭脳戦と言う戦いを
少年マンガの世界にもたらす事により、果てしなく戦いを続ける事が出来ると言う、まさに
マンガ界に取ってはノーベル賞ものの発明。

事実、JOJO以降、少年マンガでは明らかに流れが「能力バトルもの」へとシフトしたように
思います。ただ、本家であるJOJOほどにこのシステムを上手く利用し、運用出来ている
作品はありません。作者自身のアイディアの限界か、はたまた王道少年マンガの宿命なのか、
いつの間にやら懐かしい破壊力のインフレの世界に戻って行く作品の多い事。

ただ、このJOJOにもなかなか悩ましい点はあります。それは、スタンドの能力がどんどん
「複雑で訳の分からない能力」になって行く事w
その点この3部はスタンドと言う概念を導入した始めての作品なので、最初はスタンドの能力が
とても素朴で分かりやすいです。承太郎のスタープラチナなど最初は何の特殊能力も無く、正に王道
少年マンガの主人公宜しく「高速でハイパワーで精密」という何のひねりも無いもの。他にも
炎を操る、騎士、など普通に戦闘能力と言える能力が多く、戦いも力、体力勝負と言った側面が多く、
割とあっさりと決着が付くことが多いです。

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