Char (GUITAR MAGAZINE SPECIAL ARTIST SERIES) の感想

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1996年に同じくリットーミュージックから発行された「 Char 」。黒本と呼ばれCharの音楽というものを様々な角度から分析したファンの間ではバイブル的存在の本を、さらにパワーアップさせた集大成本！
特にファンとしては嬉しいCharの使用機材を特に力を入れて掲載している。
Char ファンなら手に入れない訳にはいかない逸冊だろう。

大半を占めるインタビューは過去のギターマガジンの記事を集めたものであり、コアなファンにはどうかな？という感じです(ですのでマイナス１☆)
自分はコアなファンではないので、ＺＩＣＣＡレーベルあたりの記事からしか記憶が無いこともあり、とても楽しめました。
個人的にはレアな写真やＣｈａｒのギターやアンプ、ペダル類がしっかり見れ、とても充実した内容でした。
本人は機材に関して疎いのか？とにかく良いトーンが出ればそれでＯＫ！という姿勢がロックだなぁ縲怩ﾆ思ってしまいます
(ギターマガジンのシールドにまつわる記事で【どのシールドを使っていますか？】という質問に【知りません】と答えてましたし…)。
やはり、音楽的な才能もさることながら、そのユーモアあふれる人柄もこの人の魅力なのかな、と思います。様々な歯に衣着せぬ発言は
はじめて読む人は少々傲慢に感じるかもしれませんが、ＢＡＨＯのインタビューがまさに竹中尚人その人であることは間違いありません。
ハレルヤ石田、アメダス竹中、チョー・ゲン、チュー・ニン、瞬発力が凄すぎ!!

１２０パーセント楽しめる愛蔵版です。charさんの愛器のエピソード、過去の記事の再記載などもあり、当時買い逃した人はこれで読めます。

　また、フェンダーカスタムによるムスタングを多少手を入れている部分の拡大写真もあり、参考となります。それと、所有されているムスタングに７０年代後半のものも３本もあり、思い入れの程がうかがえます。
とにかく、写真満載、貴重な楽譜も添付されており、charファンには堪らないのは確かです。記念すべき第１弾にふさわしい日本の誇る、ビックスターcharさんは、とてもカッコいいです。