素敵じゃないか の感想

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　今年の10月、越谷オサムさん原作の「陽だまりの彼女」が公開されます。監督は三木孝治さん、主演は松本潤さん（奥田浩介　役）、上野樹里さん（渡来真緒　役）で10月12日公開予定だそうです。
　越谷オサムさんの原作は、「女子が男子に読んでほしい恋愛小説’’」のキャッチ・コピーのもと、ベスト・セラー街道をばく進中です（新潮文庫）。
　物語は、新人営業マンの浩介が、仕事先で中学生時代の幼馴染真緒と再会します。しかし、昔のバカでイジメられっ子だったイメージを一新して、見違えるような美しく、魅力的な女性に変身していました。やがて、2人は当然のように恋に陥り、結婚を意識するようになります。しかし、真緒には誰にも知られてはいけない秘密があり・・・・・
　映画ではどうなのかはわかりませんが、小説では真緒が浩介にビーチボーイズの音楽を聴かせる場面が出てきて（この時の曲が素敵じゃないかです）、言い換えると、ビーチボーイズがこの物語では効果的に使われています。それで、今回の映画化に際し、ビーチボーイズの4曲入りのCDがリリースされるこになったわけです。
　収録曲は、　　1：素敵じゃないか　　　2：グッド・トゥ・マイ・ベイビー　　　3：ディードリ　　　4：神のみぞ知る　　の4曲です。1、4　はペット・サウンズ（1966年リリース）収録曲、2　はトゥディ（1965年リリース）収録曲、3　はサンフラワー（1970年リリース）収録曲です。
　ちなみに、ペット・サウンズは彼らの傑作アルバムで、私もこのころから彼らのシングルを購入するようになりました。また、よく御存じだと思いますが、長らく幻のアルバムだったスマイルが、少し前リリースされて話題になりました（私はまだ未完成だと思いますが・・）。
　ジャケットは、新潮文庫と同じ西島大介さんのイラストです（ビーチボーイズらしいですか？）。ビーチボーイズは奥の深いグループです。この曲が良いと思った人は、ペットサウンズ、スマイル　など気に入ったアルバムに挑戦してください。
　蛇足ですが、この映画の主題歌は、山下達郎さんの光と君へのレクイエムです。