MG 1/100 MSN-04 サザビーVer.Ka (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア) の感想

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旧作のサザビーも作ったことがあるのですが、このカトキ版のサザビーはそれを遥かに上回る出来栄えで凄いと思いました。
とにかくボリュームが多い！　PG並の箱にビックリ！パーツ数にビックリ、出来上がった後の大きさも凄く大きくてビックリしました。
とにかく完成後の大きさは他のMGに比べると圧倒的で、ver3,0の１ｓｔガンダムと並べるとサザビーの足くらいの大きさしか無くて
「サザビーってこんなに巨大だったっけ？」と驚くばかりでした。メカ、ギミックの開閉もかっこ良く、私は開けるところは全部開いて飾っております。
あと水転写デカールが100個以上あり、これ本当に全部貼れるのか、と思いましたが、一個一個貼ってくうちにどんどんかっこ良くなって
最後のほうがとてもたのしくデカールを貼る作業ができました。
私はこれをガンプラ初心者の時に手を出してしまったので、細かい部分の失敗があるので、もし予算があればもう一回作ってみたいとさえ
思いました。逆シャアファンなら絶対買って後悔しないと思います。

大体各袋に２つぐらいランナー入ってます、デカールは152番まであります。
同じ形のデカールは番号が一緒なので総合すると170〜180ぐらいあります、しかし完成品が素晴らしいので買って後悔は無いと思います。

さて、去年のνガンダム発売から待ち続けたキットです。
私自身、ここでレビューされている方と同じ気持ちですので、買う前に気になっていた点を。

去年のνガンダムで大々的に告知された「塗装可能な新素材」ですが、正直私はこの素材は廃止して欲しいと願っていました。
個体差かもしれませんが、νガンダムの関節がとても弱く、一通り組み上げて酷く落胆しました。
続くシナンジュ・スタインはνガンダムよりはマシでしたが、やはり数ヶ月すると関節がユルユルになり、ライフルを保持できなくなる始末。
バンダイは恐らくサンプルも組んでいないのだろうと思っていました。

そして今回のサザビー発売を迎え、購入するかどうかは非常に悩みましたが、レビューを見て我慢出来ずに購入。
久しぶりに組む大型キットに圧倒されつつ、気になる腕関節部分と脚関節部分を組んでみました。

結論から言えば、保持力は問題ありません。
私はスチロール樹脂用接着剤を使って強度を上げましたが、それすら必要ないと思われます。
左腕にシールドを装着する場合はさすがに重さに負けてきますが、ちょっと肩部分の強度を上げれば直ぐに解決出来ます。

今まで新素材と言えば悪い印象ばかり受けてきましたが、スチロール樹脂用接着剤で手軽に関節強度を上げることが出来るので、
新素材もありかな？と思えてきました。

新素材採用による関節強度を懸念していらっしゃる方に、このレビューが参考になったら幸いです。0

赤い彗星シャア・アズナブルが最後に乗った機体（ナイチンゲールは除く）。ちょいちょい
スミ入れする程度で素組して８時間くらいかかりました。腹部メガ粒子砲や各部アポジ
モーターなど奥まったパーツが多いので手軽にスミ入れするなら流し込みタイプがお勧め。
箱が超特大で重さが1.5kg超えという年末にふさわしい大型キット。

ぱっと見の基本スタイルは意外と元デザインに忠実。各部に情報量増加のモールドや成型色の
変更があるくらい。装甲の下にもギミックがぎっしりなので見た目より重さがあります。
初期に公開された写真では腿が細く見えましたがサイドアーマーで隠れてるだけでそれなりの
太さはあります。ごく一部シールでそれ以外は成型色で細かく表現。赤だけでも３色！　
シナンジュとの設定のすり合せか、プロペラントタンクの長さなど外観がこれまでのキットより
似ている形状になっています。胸部に別売りのLEDユニットを仕込めばモノアイが発光。

相変わらずのVer.KA仕様で複雑にパーツが合わさり可動しているのであせらず説明書をじっくり
見て作りましょう。ギミックが多いためやや繊細な印象もありますが外装のロック機構
（軽いものですが）もありかっちりとまとめることができ、干渉する部分も無いので全身
良く動く部類かと思います。モノアイも若干左右に振れます。腿のロール軸はありません。

コクピットの仕様で評価が割れると思います。詳しくは後述。