株価暴落 の感想

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参照データ

タイトル株価暴落
発売日2014-08-01
製作者池井戸 潤
販売元文藝春秋
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 » 日本文学研究

購入者の感想

「株価暴落」もむちゃくちゃおもしろいのでぜひ勧めたい一冊。

株価暴落というと金融・経済小説みたいに思えるけど、
題材はどちらかというと不祥事企業が題材。
不祥事企業に対するそれぞれの登場人物の思惑が複雑に絡み合い、
ネタバレになるので詳しくは書かないけど、
犯人をめぐる捜査やその結末も読み応えあり!

一方で池井戸潤作品らしく銀行も登場。
銀行内の内部権力闘争が不振企業の融資可否に関わってくる様も、
半沢直樹を彷彿とさせる感じもあっておもしろい。

とにかくこの小説、めっちゃおもしろいので、
ぜひ読んでみてください!

池井戸潤の本は、最近になってなかなか切れが出てきたように思う。この「株価暴落」は、経営状態がおもわしくないワンマン経営のスーパーの大手チェーン店が、爆弾魔による脅迫を受け、株価が暴落し、さらに経営が傾いていくというストーリー。その容疑者と目される少年、スーパー、スーパーのメインバンク、警察と、それぞれの立場からシンクロするように描写が進む。さすが金融に明るい著者だけにそのあたりの描写が細かいのが個人的には嬉しい。とはいえ、誰にでも楽しめるスピード感のある小説である。

ちょうどNHKのドラマ「ハゲタカ」を放送してる頃に、同じような話だろうなと先入観もって読み始めました。

そしたら、まったく違う!

嬉しい驚きでした。

最後までハラハラドキドキ。

主人公が銀行員として社内でぶつかりながらも、前に進もうとする姿に、会社勤めの身ならば(銀行員でなくても)

共感したり、わが身を振り返ってハッとしたりすると思います。

ミステリーとして、金融小説として、サラリーマン小説として、1冊で3度おいしい小説でした。

勢いのまま、同じ著者の小説を読みあさっているところです。

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