CD-ROM付 はじめてのTOEICテスト スピーキング/ライティング完全攻略 の感想
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参照データ
タイトル | CD-ROM付 はじめてのTOEICテスト スピーキング/ライティング完全攻略 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 横川綾子 |
販売元 | アルク |
JANコード | 9784757424272 |
カテゴリ | 人文・思想 » 言語学 » 英語・英語学 » 英語学 |
※サンプル画像
購入者の感想
私は退役社会人です。退職後に独学で勉強してTOEIC L&Rは昨年715点まで得点できました。一応S&Wを受験する資格(確か600点以上推奨い?)は得たので、これからは英語を話せるようになりたいと思い目標をTOEIC S&Wに変えました。
参考書として最初に買ったのは、「TOEIC S&W公式問題集」です。しかしこの本は初心者の私はSpeakingのQ3写真描写問題で投げ出してしまいました。S&Wは問題自体は簡単なのですが、瞬間的に時間内で答えることはとてつもなく難しいです。独学の初心者にとっては、時間内(数十秒)に滑らかなスピーキングで答えるにはどのように勉強したらよいのか説明が欲しいのです。でも公式問題集は構成が悪く解説も不十分で、初心者の疑問に答えてくれるものではありませんでした。
それで、本書を次に買いました。こちらは「初心者はSpeaking120点、Writing120点をまず目標にしなさい。それにはこのように勉強すればよいのです」という考えで作られてあります。具体的には各問ごとにサンプル問題、step1、step2,step3,practiceと段階を踏んで練習できるように工夫がしてありますし、どのような点に注意して回答したらよいのか書いてあります。私のような初心者にはかなり親切で大変ありがたい。
この本で何とかSpeakingQ4の応答問題までやれたところです。(各問毎に120点とれる解答レベルのチェック表があるのですが、到達できるまでその問題をやっていたら次の問題に進めなくなりますので、適当に切り上げています)。この調子なら、なんとか投げ出さず、本書にあるS&W全問をとりあえずはクリアすることができるのではないかと思っています。
なお、本書の例題や模範解答を読むスピーカー(3人)は公式問題集と同じレベル(發音はクリアで、スピードもゆっくり目)だと思います。本番同様と考えて良いのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、受験者にとってはTOEIC
参考書として最初に買ったのは、「TOEIC S&W公式問題集」です。しかしこの本は初心者の私はSpeakingのQ3写真描写問題で投げ出してしまいました。S&Wは問題自体は簡単なのですが、瞬間的に時間内で答えることはとてつもなく難しいです。独学の初心者にとっては、時間内(数十秒)に滑らかなスピーキングで答えるにはどのように勉強したらよいのか説明が欲しいのです。でも公式問題集は構成が悪く解説も不十分で、初心者の疑問に答えてくれるものではありませんでした。
それで、本書を次に買いました。こちらは「初心者はSpeaking120点、Writing120点をまず目標にしなさい。それにはこのように勉強すればよいのです」という考えで作られてあります。具体的には各問ごとにサンプル問題、step1、step2,step3,practiceと段階を踏んで練習できるように工夫がしてありますし、どのような点に注意して回答したらよいのか書いてあります。私のような初心者にはかなり親切で大変ありがたい。
この本で何とかSpeakingQ4の応答問題までやれたところです。(各問毎に120点とれる解答レベルのチェック表があるのですが、到達できるまでその問題をやっていたら次の問題に進めなくなりますので、適当に切り上げています)。この調子なら、なんとか投げ出さず、本書にあるS&W全問をとりあえずはクリアすることができるのではないかと思っています。
なお、本書の例題や模範解答を読むスピーカー(3人)は公式問題集と同じレベル(發音はクリアで、スピードもゆっくり目)だと思います。本番同様と考えて良いのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、受験者にとってはTOEIC
今まではTOEIC SWというと英語に対してやや腕に覚えのある人が受けるもの、というような印象があったので市場にある対策本もそれなりに対象者レベルが高いものばかりだったと思います。この「はじめての~」はSWに関して何も知らない学習者が一からステップを踏み、テンプレートを活用しながら最終形の解答へ近づくために一緒に伴走してくれる本だと言えると思います。各セクションに設けられているタスクも初学者が混乱しない丁寧な作りになっています。
多くの学習者にとっていきなり本番解答方式ではハードルが高いですが、この本ではテンプレート学習、ディクテーション、選択問題などを経て設問スタイルに慣れてからアウトプットへ、となっています。また、写真が本試験同様すべてカラーなのがとても良いと思います。実際には描写の際に色も入れて行きますので従来の白黒の写真のテキストでは補えなかった部分の練習も出来るようになっています。
SWに関しては指導者の方もまだ手探りの状態が多いと思いますので、指導方法などを学びたい方にとってもこの本は多くのヒントを与えてくれると思います。実際に私も指導者の立場でこの本を使っていますが授業を組み立て、タスクを発展させるためのコツをこの本から多く学んでいます。
学習者が自由でクリエイティブなアウトプットを将来的に出来るようになる前には定型、テンプレートをどれだけ自分の中に多く持つかが大事です。その基本となる型をたくさん学べる本ですので、単に試験対策というだけでなく長い目でも発話・発信の基礎力を上げる助けになると思います。
今後はこの発展編としてレベル別問題集を期待したいですね。
多くの学習者にとっていきなり本番解答方式ではハードルが高いですが、この本ではテンプレート学習、ディクテーション、選択問題などを経て設問スタイルに慣れてからアウトプットへ、となっています。また、写真が本試験同様すべてカラーなのがとても良いと思います。実際には描写の際に色も入れて行きますので従来の白黒の写真のテキストでは補えなかった部分の練習も出来るようになっています。
SWに関しては指導者の方もまだ手探りの状態が多いと思いますので、指導方法などを学びたい方にとってもこの本は多くのヒントを与えてくれると思います。実際に私も指導者の立場でこの本を使っていますが授業を組み立て、タスクを発展させるためのコツをこの本から多く学んでいます。
学習者が自由でクリエイティブなアウトプットを将来的に出来るようになる前には定型、テンプレートをどれだけ自分の中に多く持つかが大事です。その基本となる型をたくさん学べる本ですので、単に試験対策というだけでなく長い目でも発話・発信の基礎力を上げる助けになると思います。
今後はこの発展編としてレベル別問題集を期待したいですね。