戦国大戦 絢爛絵巻 第一幕~天下布武~ の感想

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「戦国大戦1560 尾張の風雲児 -」及び「戦国大戦1570 魔王 上洛す -」のカードの元絵を収録した画集になります。レアリティがSRのカードは１ページを割いて大きなサイズで収録、下部に絵についての解説（といっても多くは絵の印象程度ですが）がついており、その他のカードについては１／４ページを使って収録、特に解説はありません。後述するように、SS（戦国数奇）以外のカードはすべて収録されています。

○好評価である点
　・元絵をそのまま収録しているため、カード化された際にはカットされて見えなかった部分も全体として楽しむことができる
　・元絵が繋がっていた絵（例えば、武田家の板垣信方と甘利虎泰）については、繋げた絵として収録している
　・巻末には元絵を作成するに当たってのラフ集（一部武将のみ）も収録されており、初期イメージ図や別角度からの設定等も楽しむことができる
　・EX、BSSのカード絵も収録されている

○マイナス点
　・１ページを割いて収録されているのはSRのみであるため、目当ての武将絵が小さいサイズでの収録という場合も
　・版権上致し方ないかもしれませんが、SS（戦国数奇）のカードは収録されていない

なお、収録順は、1560のバージョンの武家毎にSR→R→UC→C→EX・BSS、1570のバージョンの武家毎に同順、といった形です。私は気になりませんでしたが、カードの附番を気にする方は気になるかもしれません。

カードが付録のグッズは「カードが本体でその他はおまけ」といった残念な出来のものも多いですが、印刷も綺麗で、単体として十分楽しめる出来だと思い、上記のマイナス点を踏まえてこの点数としました。