喪の途上にて――大事故遺族の悲哀の研究 (岩波現代文庫) の感想
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参照データ
タイトル | 喪の途上にて――大事故遺族の悲哀の研究 (岩波現代文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 野田 正彰 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784006032692 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
この本の著者は精神科の医師としても有名であるがそれ以上に作家として評価すべきである。日本航空の事故の本当の様子は当時の新聞やテレビ、ラジオの報道からは表面ていにしか伝わってこなかった。この本を読んで一精神科医から心を伝えている。初めて遺体の破損のひどさ、遺族の心情をつぶさに知ることができた。一流の精神科の医師でしか伝えることができない心の問題であろう。二度とあってはいけない事故として改めて真実が分かり隠すべきでない事実が判明した。飛行機の事故も真実をマスコミはもっと伝えなければならないが精神科の医師でないと無理かもしれない。