現代思想 2016年1月臨時増刊号◎総特集 見田宗介=真木悠介- 未来の社会学のために (青土社) の感想

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大変おもしろかった。見田さんと加藤さんの対談と上田紀行氏の暴露的な懐旧談が特に面白かった。内田隆三氏と奥村隆氏の論考は読みごたえがあり、見田の思想の最深部とよく切り結んでいると思えた。まだ、読んでいないのもあるが、他の方の論考もふくめ、見田論の重要なテキストが、この一冊に詰め込まれていると感じた。それにしても、「見田宗介」研究が思想の一ジャンルとして確立され、堂々と議論される時代が到来するとは。執筆者の皆さまも、古くからの見田氏の読者もそれだけ年をとったということか・・・