戦う姫、働く少女 (POSSE叢書 Vol.3) の感想

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タイトル戦う姫、働く少女 (POSSE叢書 Vol.3)
発売日2017-07-20
製作者河野 真太郎
販売元堀之内出版
JANコード9784906708987
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会一般

購入者の感想

意味深な句読点だ。権力者の娘は戦い、庶民の娘は働くのか?いや、そうではないらしい。
戦う姫と働く少女ではなく、戦う姫や働く少女のことらしい。
LGBT問題てんこ盛りだった「りぼんの騎士」やら男装しなければ戦えなかった「ヴェルサイユのばら」のオスカルから随分変化したものだ。
学問的アプローチとしては面白かったけれど、女性たちがどう生きたら良いのかの参考になるのだろうか。
私が働き始めた時には、とんでもない勘違いをしていた。40年も前のことだから仕方なかったのかもしれないが。
男女共に働けば、ひとりあたりの労働時間や労働量は減り、子育てや余暇を楽しめるようになるのではないかと。
資本主義経済、新自由主義はそんな生き方を許してくれるはずもなく、仕事量は増え続け、疲れ果てて年金を貰えるだけの年数働き、退職した。
そして3歳の女の子が「大きくなったらお姫様になりたい」と言うので、読んでみた。
その母親は「ディズニーのお姫様も変わっている」と言うので、手にした本だ。
ポスト新自由主義の女性たちは連帯せよ、せざるをえない、というのが結論だろうか。
私はのんびり暮らしたかった。
のんびり働きたかった。
男性は、いつも全力投球しなくても働き続けるスキルを長い歴史の中で磨いてきた。
女性は、ついいつも全力投球しないとダメだと思って息切れしてしまう。
シェリルサンドバークはもう結構。
では、どうしたらいい?
それは、フェミニズムが教えてくれることではなく、個々の女性が体験のなかで手さぐりで見つけなくてはならない課題なのだろう。

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