英語教師のための英語史 の感想
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参照データ
タイトル | 英語教師のための英語史 |
発売日 | 2018-06-13 |
製作者 | 寺澤 盾 |
販売元 | 開拓社 |
JANコード | 9784758922586 |
カテゴリ | 人文・思想 » 言語学 » 英語・英語学 » 英語学 |
購入者の感想
先にレビューを書かれた方の言われる通り、なかなか難しいことも書かれており、全くの初学者には、この本の序章にも紹介されている、岸田先生他の『歴史から読み解く英語の謎』や、堀田先生の『英語の「なぜ?」に答える はじめての英語史』などが良いのではと思いますが、その次に読むにはふさわしいのではと思います。
1章で古英語の概略、2章で古英語の作品の代表としてのBeowulf、3章で中英語、4章でChaucer、以下同様に近代英語の章ではShakespeare、Conan Doyleなどが扱われ、それぞれの時代の英語の特徴が簡潔に述べられています。確かに我々中学や高校の教員にとっては、古英語の韻律などは不要かもしれないので読んでいてつらい部分がありますが、奇数章だけでも読んでいけば、とても参考になることが書かれています。特に最終の9章は現代英語についての記述で非常に興味深い内容が述べられていました(最初から読んでいくと、より理解が深まると思います)。
★一つしかつけられていないレビューを見て、本書を読む人が少なくなるのはもったいないと思います。著者の皆さんは英語史の世界では一線級の方々です(それゆえに専門的な記述もあり、星1つというレビューもあるのは仕方がないのかもしれませんが)。
1章で古英語の概略、2章で古英語の作品の代表としてのBeowulf、3章で中英語、4章でChaucer、以下同様に近代英語の章ではShakespeare、Conan Doyleなどが扱われ、それぞれの時代の英語の特徴が簡潔に述べられています。確かに我々中学や高校の教員にとっては、古英語の韻律などは不要かもしれないので読んでいてつらい部分がありますが、奇数章だけでも読んでいけば、とても参考になることが書かれています。特に最終の9章は現代英語についての記述で非常に興味深い内容が述べられていました(最初から読んでいくと、より理解が深まると思います)。
★一つしかつけられていないレビューを見て、本書を読む人が少なくなるのはもったいないと思います。著者の皆さんは英語史の世界では一線級の方々です(それゆえに専門的な記述もあり、星1つというレビューもあるのは仕方がないのかもしれませんが)。