ネイティブ発想で学ぶ 英語の決定詞 の感想

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タイトルネイティブ発想で学ぶ 英語の決定詞
発売日販売日未定
製作者ロバート・ヒルキ
販売元研究社
JANコード9784327452841
カテゴリ人文・思想 » 言語学 » 英語・英語学 » 英語学

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「決定詞」(determiner)と称する範疇に分類される、冠詞、人称代名詞の所有格、指示代名詞、数量詞、数詞、序数詞、副詞(句)(twice, three timesなど)、形容詞(other, another, suchなど)、感嘆用法のwhat などの語法を扱った書。類書も多いのでこれまでの繰り返しも少なくなく、「severalが付いた複数形の可算名詞が主語の場合は、動詞は複数形で受けます」(P.236) (e.g. Several visitors are supposed to visit our facilities.)といったわかりきった解説も多い。一方では前置[中央、後置]決定詞、基数詞、倍数詞など高校ではあまりなじみのない文法用語が多用されている。どのレベルの学習者を対象にしているのかと疑問に思う。だけども、はっとする指摘もある。たとえば、「days(日), weeks(週), months(月), years(年)などの前にもa lot ofなどの句ではなく、manyを用います。I have used this product for many days/ weeks/ months/years….」。BNCで検索してもfor many days 22 [weeks 34, months 89, years 1806]に対し for a lot of days 0[weeks 0, months 0, years 2]である(もちろんコロケーションによって数値は異なってくるだろう)。なお、hoursを加えて「hours (時間),days(日), weeks(週), months(月), years(年)などの時間・期間を表す語の前にもa lot ofなどの句ではなく、manyを用います」とすればもっと詳しくなるのではなかろうか。もう一例あげると、「my another reportは間違いでanother report of mine かanother of my reportsにしなければなりません」(p,126)というのも有益である。another of my reports はなかなか思いつかない。結論を言うと、文法用語にこだわらず、じっくり読めばいろいろ学習上有益な情報が得られる書ということになるので★5とした

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