ザ・ビートルズ全曲バイブル 公式録音全213曲完全ガイド の感想

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この本、買ったのはもうだいぶ前のこと。
だいぶ大きく、重く、いずれじっくり読めばいいと、しばらく本棚の肥やしになっていた。

その後、マーク・ルイソン氏やジェフ・エメリック氏のビートルズ関連の著書を読んだり、
その他の関連本から新しいエピソードや知識を得るたびに、『全曲バイブルにはどう書いてあるかな・・・』　
と、気になって本書を開いてみると、驚くことにほとんどその事実についての記載がある。
しかも、諸説あって定まらない内容などは、併記されている場合も見受けられる。
つまり、様々な関連著書をも参考に、多方面にわたり多角的に、
非常によく研究された成果が本書だということが、今になってよく判った次第。

ただし、他の方も書かれている通り、使用楽器（特にギター）のことに関しては、
昔からビートルズが好きで、実際に、グレッチ、リッケン、エピフォン、フェンダー、ギブソン等々、
所有し愛用している身からすると、（？）と、思わざるを得ない研究結果も、ままある。

とは言え、レコーディングデータとしても、エピソードを集めた読み物としても、第一級であることは間違いないだろう。
その後、某大型書店にて、たまたま立ち寄った際に在庫を見つけ、２冊目をゲットしたくらいである。
今では頻繁に辞書代わりに使って楽しんでおり、自分にとってのまさしく『バイブル』になりつつある。