ビジネスパーソンの父が子どもたちに伝えたい21世紀の生き方 (DISCOVER21世紀の学校) の感想

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タイトルビジネスパーソンの父が子どもたちに伝えたい21世紀の生き方 (DISCOVER21世紀の学校)
発売日2015-09-26
製作者酒井 穣
販売元ディスカヴァー・トゥエンティワン
JANコード9784799317709
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門

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【概要】
(分野)ビジネス、子育て、倫理、自己啓発
(頁数)本文237頁 + 前文・後書23頁
(出版日)2015/9/26

 本書は、今後の世界情勢を踏まえ、「曖昧な世界をどの様に生きるべきか?」を、著者が様々な分野の知見をもとに解説しています。
 本書は、三部構成であり、それぞれ、「今までの人間と社会の歴史」、「変わり行く社会で求められる価値とは」、「こうした社会でどうあるべきか」という視点が語られています。
 各部で、心理学、経済学、経営学、歴史学、倫理学、哲学に属するような様々な理論が紹介され、議論に織り交ぜられており、紹介されている本を読むだけでかなり勉強になるものと思います。

 勿論、「子どもたちに伝えたい」という書名が示すように、こうした「世の中の流れ」を大人として、親として子供にどう伝えるたら良いか?という筆者の意見も、議論の流れに沿って載せられています。
 しかし、本書の対象とする読者は、親世代ばかりでなく、若年層こそ読んで参考に出来る部分も多いものと感じています。

【内容】
本書の三部構成は、それぞれ以下の通りです。

・第1部「人間らしく生きていくために」

 原人から人類史を振り返り、「人」という生き物の本質的な「社会性」を振り返ります。私達にとって、「社会」が切っても切り離せないということを確認した上で、現代社会にはびこる「無気力」が何故起こるのかを問います。著者は「無気力」に生きないために、「Ownership of life」として、「好きな場所、好きな人と、好きな仕事」を働く人生を歩む重要性を説きます。
 ICTの進歩によって、そうした人生を送ることが技術的に可能になることを踏まえ、そうした社会での仕事の在り方から、今後の人生を決めるべきだと述べています。

・第2部「厳しい時代を生き残るために」

 先ず、変化が速く適応するのが難しい時代でこそ、重要なのは「知的資本(専門性)」、「人間関係資本(拡張性)」、「情緒的資本(情熱性)」という「目に見えない」ソフトな資本であると述べられます。

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