三人のママ: 甘やかされて、惑わされて、しぼられて (フランス書院文庫) の感想

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タイトル三人のママ: 甘やかされて、惑わされて、しぼられて (フランス書院文庫)
発売日販売日未定
製作者秋月 耕太
販売元フランス書院
JANコード9784829640036
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購入者の感想

『三人のママ・・・』のタイトルで購入したが、正確にいうとママ的立場で高校生の息子を可愛がっちゃうという年上女性三人ということだった。事故で両親を失い天涯孤独になった主人公・想也が両親の知人・白木潤子、白木亜衣、姉妹の元に引き取られていて、ある日、失恋で気落ちしている所を慰めてもらっているうちに淫らな関係になって、以後二人の嬉しい襲撃に絞られている。そんな中、想也のピアノの先生で亡き両親の知人だった実登里に三人の淫らな関係が知られてしまい・・・ という高校生と三人の年上女性のハーレムエンド溺愛愛欲ストーリーです。 変わっているのが、物語冒頭、もう主人公と二人の年上姉妹が関係を持っている段階になっている所で、冒頭からすぐ二人の襲撃に合う感じは珍しい。ということは、主人公が憧れの女性とHな関係に至るまでの『焦らされる時間』が無いという事、これは自分にはマイナス点で、やはり初めはお互い手が出せない感じで徐々にHシーンがエスカレートしていくほうが良いですね。また年上女性の積極性というか肉食系の振る舞いが凄く!もう少し羞恥心や躊躇う感じが強い方が良かったと感じた。とにかく年上お姉さん達の甘々肉食系溺愛攻撃を受け続け絞られる主人公を楽しみたい人はこの作品をどうぞ!

サブタイトルの『しぼられて』とは如何にと思いながら読み始めたが、確かに白濁液をこってり搾り取られていた。その激甘っぷりは多少大袈裟ながら超弩級と言わせていただきたい。特徴的な構成で描かれるヒロイン達の積極的な誘惑を堪能するには申し分ない作品と言えよう。

全5章立ての第一章が作品の全体的な設定説明に宛てられるのは珍しくないが、本作ではこれに加えて主人公と同居するニュースキャスター(35歳)とナース(27歳)との関係が一線を超えることにがっつり費やされる珍しさがある。と言うか、性的な関係としてはその途上から始まる珍しさである。この3人が同居するきっかけから「アブない関係」へと至るまでが説明的に示されつつ、それぞれ個別に行われていた「ご奉仕」がバレてすわ破滅か?という状況から話が始まる意外さでもある。そして、その後に催されるヒロイン2人による共演的競演によって早くも3Pが飛び出してくるのは贅沢とも言える。主人公を含めた3人の物語であれば、この第一章で完結できるほどに起承転結があり、全体の1/4強を割いた第一章で短編を1つ読み終えた気分にもなる。

そして、ほぼ同等の頁を費やす第二章はこれら3人による淫らな生活の始まりである。しかし、描かれるのは1日の様子であり、登校(出勤)前の朝っぱらから3人で交わったかと思えば夕方にはナースによる疑似看護プレイが行われ、夜にキャスターが帰宅したら速攻で情交が開始される忙しなさもある。親代わりの矜持を心で吐露する割に表出する言動は積極的かつ爛れており、その手の平の返しっぷりというか変わり身が早過ぎるために葛藤の心情描写としては深みに欠ける。

後半となる第三章からは主人公が習うピアノの先生(30歳・未亡人)が「第3のママ」として登場するが、本来は地味めの控えめでお淑やかな先生なのに先の2人が華やか過ぎるというか破廉恥なために個人的には最も好感の持てる存在だったのは皮肉である。ただ、この先生も一夜限りと決めながらやはりというかズルズル流され、溺れていくのは同じ穴のムジナと言わねばならず、その意味では『甘やかされて、惑わされて』とあるサブタイトルは逆で、実はヒロイン達が揃って主人公に惑いながらも最後は甘える展開と言うこともできそうである。

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